「プロダクトオーナーシップジェネレーション ~価値あるプロダクトを生成する~ 」を実施しました。

2015年7月2日(木)に懸田剛氏を講師にむかえ「プロダクトオーナーシップジェネレーション ~価値あるプロダクトを生成する~ 」という研修を行いました。

この研修に参加することで、アジャイル開発、デザイン思考、リーンスタートアップ、パターン・ランゲージなどの様々なエッセンスを活用して、受講者の「プロダクトオーナーシップ」を生成していくというものです。

fig1

この研修の特徴は、懸田氏のこれまでの経験事例が聞けるのと、様々なツールを実際に講師にアドバイスを貰いながら使えるというものです。

fig2単にツールを使ってみるだけではなく、アイデアの出し方や整理に迷った際に、講師から的確なアドバイスがもらえるため、受講者自身の気づきと学習が促進されていきます。

参加者の声

・Why?の部分が、チームとして、自分として定まっていないケースもあったため今後活かしたいと感じた。
・ストーリーマッピング取り入れていきたいので、大変参考になりました。
・ワークショップが多く、色々と苦労したので自身の体験として良かった。
・顧客開発は知っていたが、二次元マトリクスでここまでわかりやすくなるのかと思った。
・リーンキャンバスの抵抗感が少なくなった気がする。
・インタビュー難しい。本番の前に体験できて良かった。
・自分の勇気と共有が足りないことを思い知った。勇気をもって進んでいきたい。
・少し演習が難しかったが、数をこなせばよさそう。
・自分を見返せる良い機会になった。
・仮説か結構外れることが分かった。
・ステークホルダーが大事にしていることを共有できていないと感じたので実行していきたい。
・もっと具体的な事例が聞きたかった。

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tをつなぐ[3/3] – タッチパネルを使えるようにする編

こんにちは、天野勝です。

前回は、LCD-USB10XB-Tの画面にXのデスクトップを表示させました。
今回は、このディスプレイに付属しているタッチパネルの機能を使えるようにします。

参考にさせていただいたページ

Atelier Orchard: DisplayLink

回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う

タッチパネルの機能を設定する

LCD-USB10XB-Tは、なかなか有能でタッチパネルの機能がついています。また、タッチペンも付属しています。
しかし、上下が反転しているし、反応する領域がずれていたりで、そのままで使用するのは困難です。
そこで、キャリブレーションをします。
キャリブレーションの情報を設定ファイルに保存すればよいのですが、個体差もあるかもしれませんので、キャリブレーションのためのツールを使って実測することにします。

xinput_calibratorをインストールする

前回同様、作業はRPi2上で行ないます。

キャリブレーションには、「xinput_calibrator」というツールを使用します。
ソースコードを取得し、コンパイルすることにします。
しかし、xinput_calibratorコンパイルにはいくつかのライブラリが必要なので、先にインストールします。

$ sudo apt-get install libx11-dev
$ sudo apt-get install libxext-dev
$ sudo apt-get install libxi-dev

続いて、xinput_calibratorをコンパイルします。

$ git clone https://github.com/tias/xinput_calibrator.git
$ cd xinput_calibrator
$ ./autogen.sh
$ make

キャリブレーションをする

xinput_calibratorは、デスクトップ上で実行させる必要があります。
Xが起動していない場合は、Xを起動し、ターミナルを開きます。

$ startx

ターミナルからxinput_calibratorを実行します。

$ cd xinput_calibrator
$ ./xinput_calibrator

指示に従い、4点をポイントします。
実行が終わると、設定のための情報が出力されます。
私の環境は、以下の情報が出力されました。


Section "InputClass"
        Identifier      "calibration"
        MatchProduct    "eGalax Inc. USB TouchController"
        Option  "Calibration"   "244 3873 3852 257"
        Option  "SwapAxes"      "0"
EndSection

 

 

この情報を設定ファイルに保存します。

$ mkdir /etc/X11/xorg.conf.d
$ sudo vi /etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf

Section "InputClass"
        Identifier      "calibration"
        MatchProduct    "eGalax Inc. USB TouchController"
        Option  "Calibration"   "244 3873 3852 257"
        Option  "SwapAxes"      "0"
EndSection

 

これで、タッチパネルの機能がまともに使えます。

あとは、ソフトウェアキーボードをインストールすれば、キーボードを接続せずに、タブレットぽく使うことができます。

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tをつなぐ[2/3] – ディスプレイにXのデスクトップを表示させる編

こんにちは、天野勝です。

前回は、DiplayLinkのドライバを有効にするべく、カーネルの再構築をしました。
今回は、ディスプレイを接続し、Xが表示されるようにします。

参考にさせていただいたページ

Atelier Orchard: DisplayLink
回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う
RPi – Raspberry Pi で USB 接続型モニター(ディスプレイ)を利用する方法

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして認識させる

LCD-USB10XB-TをRPi2に接続すると、ストレージデバイスとして認識されます。そして、そのストレージにはWindows用のデバイスドライバのインストーラが入っています。これは、Windowsを使う場合には、便利な機能なのですが、LinuxなどのOSを使う場合は、ちょっとやっかいです。
OSにディスプレイとして認識させるための設定をしていきます。

usb_modeswitchのインストール

手動でUSBデバイスを認識させるには、「usb_modeswitch」というコマンドを使います。

RPi2でソースコードからコンパイルする事にします。前回のカーネルのコンパイルはCPUパワーが必要なので、開発機で行ないましたが、この後はRPi2上で作業をしていきます。
sshを使って、RPi2に接続します。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス

USB関連のライブラリをインストールします。これがないと、usb_modeswitchがコンパイルできません。

$ sudo apt-get install libusb-1.0

usb_modeswitchのソースファイルをダウンロードし、展開、コンパイルします。

$ wget http://www.draisberghof.de/usb_modeswitch/usb-modeswitch-2.2.1.tar.bz2
$ tar xf usb-modeswitch-2.2.1.tar.bz2
$ cd usb-modeswitch-2.2.1/
$ make

インストールします。

$ sudo make install

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして認識させる

実際に、LCD-USB10XB-Tを接続し、ディスプレイとして認識させます。
接続すると電力不足で、本体の挙動がおかしくなるかもしれません。その場合は、セルフパワータイプのUSBハブを使ってください。私の場合は、ELECOMのU2HS-T201SBKを使用しています。

$ sudo usb_modeswitch -v 17e9 -p 0156 -u 1

画面が緑色になり、無事にディスプレイとして認識されたことが確認できました。
デバイスファイルの状態を確認します。

$ ls /dev/fb*
/dev/fb0  /dev/fb1

fb1が増えていることが確認できました。

Xを起動する

追加された/dev/fb1にXの画面が出るように設定していきます。
この部分は、全面的に「DisplayLinkモニタでRaspberry Piデスクトップを使用する」を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

xorg.confを作成

xorg.confファイルを作成し、設定を書き込みます。

$ sudo vi /etc/X11/xorg.conf


Section "Device"
  Identifier "uga"
  driver "fbdev"
  Option "fbdev" "/dev/fb1"
  Option "ShadowFB" "off"
EndSection

Section "Monitor"
  Identifier "monitor"
EndSection

Section "Screen"
  Identifier "screen"
  Device "uga"
  Monitor "monitor"
EndSection

Section "ServerLayout"
  Identifier "default"
  Screen 0 "screen" 0 0
EndSection

Xを起動

Xを起動します。

$ startx

これで、Xが起動しディスプレイにデスクトップが表示されます。

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして自動認識させる

毎回、手動でusb_modeswitchコマンドを打つのは手間です。そこで、ディスプレイが接続されていたら、自動でディスプレイとして認識させるように、udevのルールを設定します。

$ sudo vi /etc/udev/rules.d/00-displaylink.rules


ATTRS{idVendor}=="17e9", ATTRS{idProduct}=="0156", ATTRS{bConfigurationValue}=="2", RUN+="/usr/local/sbin/usb_modeswitch -v 17e9 -p 0156 -u 1"

1行です。改行はしません。もし、改行する場合は、行末に「\」をつけてください。

これで、USBに接続するとディスプレイとして自動で認識されるようになります。

【タッチパネルを使えるようにする編】

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tつなぐ[1/3] – カーネル再構築編

こんにちは、天野勝です。

GEEKSCHOOL をお手伝いすることになったこともあり、Raspberry Pi 2 Model Bを購入しました。
せっかくのハードウェアなので、GEEKSCHOOL以外でも何かに使えないかといろいろと考えてみました。が、あまり良い使い方思い浮かびません。とりあえず画面が表示された方が使い勝手がよいだろうと考え、家に転がっていたUSBディスプレイ(LCD-USB10XB-T)をつないでみることにしました。

Webを検索すると、先人たちの資料がありましたので、これらを参考に設定をしてみました。

参考にさせていただいたページ

回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う
RPi – Raspberry Pi で USB 接続型モニター(ディスプレイ)を利用する方法
Raspberry Pi Documentation

環境

  • ターゲット
    ハード:Raspberry Pi 2 Model B(以下、RPi2)
    OS:Rasbian
  • 開発機
    ハード:自作PC(CPUはJ1900)
    OS:Ubuntu14.04(64bit)

ターゲットと開発機は、sshで接続します。

カーネルの再コンパイル

LCD-USB10XB-Tを使うには、DiplayLinkのドライバを有効にする必要があります。
しかし、Rasbianでは、このオプションがオフになった状態になっていますので、オプションをオンにしてカーネルをコンパイルします。

開発環境の構築

開発機でカーネルをコンパイルします。そのための環境を整えます。
作業用のディレクトリを作成します。

$ mkdir RPi
$ cd RPi

toolchainをインストールします。

$ git clone https://github.com/raspberrypi/tools.git

toolchainを使えるようにします。
私の場合は、.bashrcにパスを追加しました。

.bashrc


PATH=$PATH:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian/bin:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian-x64/bin


カーネルのビルド

カーネルのソースコードを取得します。

$ git clone --depth=1 https://github.com/raspberrypi/linux.git

コンフィグファイルをターゲットであるRPi2からコピーします。

$ cd linux
$ scp pi@RPi2のIPアドレス:/proc/config.gz ./
$ zcat config.gz > .config

コンフィグファイルを修正し、ドライバを有効にします

.config


# CONFIG_FB_UDL is not set

CONFIG_FB_UDL=m

私の場合、2924行目でした。

カーネルをビルドします。
私の環境では、1時間半くらいで終わりました。

$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

モジュールをビルドします。

$ make modules_install ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- INSTALL_MOD_PATH=../modules/

カーネルの置換

カーネルとモジュールをtarボールにまとめて、RPi2に転送します。

まずはtarボールを作成します。

$ mkdir udlfb_raspi
$ cp arch/arm/boot/zImage udlfb_raspi/kernel7.img
$ cp -pr ../modules udlfb_raspi/
$ tar cvzf udlfb_raspi.tgz udlfb_raspi

sshでRPi2にログインし、RPi2側のバックアップを作成します。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス
$ sudo cp /boot/kernel7.img /boot/kernel7_org.img
$ exit

RPi2に転送します。

$ scp udlfb_raspi.tgz pi@RPi2のIPアドレス:/home/pi

展開してインストールします。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス
$ tar xvzf udlfb_raspi.tgz
$ sudo cp udlfb_raspi/kernel7.img /boot/kernel7.img
$ sudo cp -pr udlfb_raspi/modules/lib/modules/3.18.12-v7+ /lib/modules/

再起動します。

$ sudo reboot

カーネルのバージョンを確認します。

$ uname -a
Linux raspberrypi 3.18.12-v7+ #1 SMP PREEMPT Thu Apr 30 01:21:34 JST 2015 armv7l GNU/Linux

【ディスプレイにXのデスクトップを表示させる編】

セミナーのご紹介「経営者・人事責任のため新交流型ゼミナール」

こんにちは、天野勝です。

私の師匠がセミナーを行ないます。
主に人事責任者向けの内容となっています。ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

6月5日追記:リーフレットを差換えました

詳細→経営者・人事責任者の交流型ゼミナール チラシ

PFP主催「やせる!KPT」のというプログラムの講師をします

こんにちは、天野です。

全3回で実施する「やせる!KPT」というプログラムの講師を担当します。

第1回目は、キックオフで2014年5月21日(水)実施です。
詳細はこちらです。http://kokucheese.com/event/index/171383/

今回は、KPTの枠を飛び越え、チームファシリテーションのツールを紹介します。
このワークシートを使って目標設定から、リズム設計などを行ないます。

worksheet_sample_sml

 

『これだけ! KPT』を出版しました

こんにちは、天野勝です。

2013年8月にすばる舎リンゲージ様より、「これだけ! KPT」という書籍を出版させていただきました。

『これだけ! KPT』

Q&A形式で、内容を紹介、宣伝します。

■Q&A

Q:想定読者はだれですか?
A:5~10名ぐらいのチームを率いているチームリーダーです。「リーダー」というと、経営を率いる「偉大な指導者」的なイメージもあるようですが、そのようなリーダーは対象としていません。

Q:ソフトウェア開発に限定した話ですか?
A:筆者としては、ソフトウェア開発に限定しないように書いたつもりではいます。ナレッジワーカーと呼ばれる人たちであれば、お役に立てるはずです。

Q:この本を読むとどうなりますか?
A:チームリーダーとして、チームを育てる一つの手法が分かると思います。実際にチームが育つかどうかは、この本を読んだ人の行動次第になってしまいますが、行動を起こすきっかけにはなると思います。

Q:そもそも「KPT」ってなんですか?
A:ふりかえりと相性の良い思考フレームワークです。Keep、Problem、Tryの3つの視点で、考えを整理します。チームで使うと、チームが自律的になり、改善が促進されるという効果もあります。

Q:Amazonなどの書籍紹介では、「継続(Keep)」「問題点(Problem)」「挑戦(Try)」と紹介されていますが、これが定訳でしょうか?
A:実は、書籍の中では、状況に応じてちょっとずつ訳を変えています。個人的には、水越さんが考案した「継続」「不満」「努力」が、日本的で良いかなと思っています。

Q:あえて「ふりかえり」とひらがなで表記する意図はなんですか?
A:「振り返り」だとちょっと固い感じがするというのと、「活動を振り返る活動」を指す言葉として「ふりかえり」と呼んでいます。

Q:この本と「ふりかえりガイド」の違いはなんですか?
A:「ふりかえりガイド」はKPTを使ったふりかえり会の進行方法について説明していますが、この本はKPTの活用し方と、活用して成果を出すためのヒントまで話題を広げて書いています。

Q:KPTについてもっと学ぶにどうすればよいですか?
A:永和システムマネジメントでは、KPTを使ったふりかえり会の進め方を学ぶ研修や、講演のメニューを用意しています。ぜひ、お問い合わせください。

【有料セミナー】要件定義をかえる!ユーザーストーリーで実現するコラボレーティブなビジネス開発ワークショップ

【概要】

システム開発において、このような課題をお持ちではないでしょうか。

・要件定義に時間とコストがかかる割には、ユーザーが本当に欲しいものを開発できない
・ステークホルダーの意見が様々で、なかなか収束できない
・要件定義文書を見ても、なにができるのかあまりよくわからない
・開発着手後に要件を変えようとすると想像以上のコストがかかる

昨今の、変化が激しく不確実性の高いビジネス環境においては、要件定義のあり方も変わる必要があります。
本セミナーでは短期間・低コストで素早く要件を収集整理し、関係者合意のもとでまとめ上げるのが「ユーザーストーリーマッピング」です。ユーザーストーリーマッピングはアジャイルなソフトウェア開発で用いられる新しい価値の創出プロセスであり、従来の要件定義とは次のような違いがあります

・アジャイル開発を始めるのに必要最低限な情報のみを素早く収集する
・顧客と開発者が同席するコラボレーティブなプロセスである
・ステークホルダーが一堂に会して合意形成する
・網羅的なドキュメントを作らない

本セミナーではユーザーストーリマッピングの手法を学び、演習問題を使ったワークショップにより進め方を習得していただきます。
ワークショップでは参加者どうしでグループを作り、ファシリテータのガイドを受け、ユーザーストーリーマップを実際に作ってゆきます。
※2012年5月22日に開催したセミナーと同じ内容となります。今回は模擬開発の体験ワークは実施致しません。

【担当講師】

安井 力(永和システムマネジメント)
オブジェクト指向技術からアジャイル手法に傾倒し、プロセスとファシリテーションを中心にコーチングやメンタリング、ときにはプログラマやメンバーとして、チームがアジャイルになるための支援をしている。モデリング、Python、人間系の問題も興味がある。日本XPユーザーグループスタッフ。「Agile Conferenceに行こう!の会」メンバー。 認定SCRUMマスター。著書に『アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』 『Web2.0ビギナーズバイブル』『Webアプリケーションテスト手法』。

市谷 聡啓(永和システムマネジメント)
SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、2011年より現職。利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と向き合い続けている。システム開発を取り巻く環境の改善や推進を目的に開発コミュニティ(DevLOVE)を2008年から立上げ、主催している。また、技術者向けフォーラム(デベロッパーズサミット)のコンテンツ委員も担当している。

家永 英治(永和システムマネジメント)
アジャイル開発の実践者として長年の経験からアジャイルコーチ、メンターとして実績があり、特にTDD導入を担当している。また、認定スクラムマスターの資格を保有。

【開催日】

2012年8月7日(火) 13時開始

【場所】

株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
(〒110-0005 東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル8階)
地図はこちら

【費用】

70,000円/人

※8月末付でご請求させて頂きますので、9月末までにお支払いください。

【対象】

・情報システム部のご担当者
・サービス、システム企画のご担当者

【お問合せ先】

コンサルティングセンター 担当:羽根田
TEL:03-5818-7400

【お申込み】

こちらからお申込み下さい

【タイムテーブル】

13:00~14:00 ご挨拶・趣旨説明
最初にユーザーストーリーマッピングがもたらす価値について
分かりやすく説明します。
14:00~17:00 ユーザーストーリーマッピング・ワークショップ
ワークショップ形式でユーザーストーリーマッピングを行います。
ユーザーストーリーマッピングの手応えを実際に体験しましょう。

17:00~18:00 本日のまとめとふりかえり
1日を通じて得られたものを確認しましょう。
また、今後のシステム開発への繋げ方について解説します。

※休憩を適宜入れながら進めていきます。

メールマガジン(2012/1/5 第15号)ソフトウェア開発支援ツール導入の勘所

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

              E S M ニュース
                         2012/01/05 第15号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【連載】人材育成、講師の視点から[11]
┃   ~開発支援ツールの浸透のさせ方~
┃◆【ご案内】開発チームのコラボレーション力をアップする、
┃                                          実践ワークショップ(1/18)
┃   ~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 【連載】人材育成、講師の視点から[11]
 ~開発支援ツールの浸透のさせ方~
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

こんにちは、天野勝です。
私は、コンサルタントという職業柄、人にものを教える「講師」という仕事を
する機会が多いです。現場カイゼンの導入教育や、C言語でのテスト駆動開発
と、かなり多岐に渡っています。
この連載では「講師」をしていて気づいたことを私の視点で発信していきます。

ここ最近、開発支援ツールの使い方の研修をして来ました。
この中で気がついたことを紹介します。

■現場のルールがないと使われなくなる
構成管理ツールや、ソースコードのレビューツールなどのソフトウェア開発ツー
ルは、とても便利だと思うのですが、実際の現場を見てみると、なかなか浸透
していないというのが現状です。
これらのツールには無料のものも、有料のものもありますが、どちらにも関わ
らず、浸透している現場はそう多くありません。
しかし、日常の業務の一部として定着している現場があるのも事実です。
これらの現場を比較すると、大きな違いは「現場のルール」があるかないかと
いうことだということに気がつきました。
「現場のルール」とは、現場でみんなが合意している、現場に適したルールと
いう意味を含んでいます。

ツールを導入する際のよくある光景として、「便利だから、とりあえず使って
みて」と言われて使い始めることはないでしょうか?
しかし、そのツールで解決できることが、実際に困っているという問題にマッ
チしないと、ちょっと使ってはもらえるでしょうが、その後はほとんど使われ
なくなってしまいます。

推進組織が全社展開で説明をする時には、多様な現場の人を集めての説明とな
るので、どうしてもツールの機能を中心的に取り上げるため、ツールの機能は
知っていても、現場のルールまで考慮した使い方が分からないという状況になっ
てしまいがちです。
まずは、ツールの利用目的を明確にすることが肝要です。解決したい課題を洗
い出し、その課題に対してツールが解決策となるか考えてみましょう。その次
に、ツールの機能の詳細を理解して、自分たちのプロジェクトに適した使い方
ができるようになりましょう。

■開発ツールの浸透させるためのチェックリスト
開発ツールを浸透させるために最低限気をつけておくべきことをチェックリス
トの形式でまとめてみました。推進組織が推奨するツールを、現場のプロジェ
クトに適用していくことを前提としています。

◇現場編
 □ツールで解決したい課題が、現場のメンバーで共有されているか?
 □ツールを導入する理由について、現場のメンバーで話し合ったか?
 □全面導入に先立ち、ツールの試行期間を設けたか?
 □全面導入に先立ち、ツールの利用ルールを利用者主体で決めたか?
 □ツールの利用ルールの改善について話し合う機会を決めたか?

◇推進組織編
 □現場と信頼関係ができているか?
 □現場が不要と思っているものを、強引に導入しようとしていないか?
 □対象ツールに精通しているか? もしくは質問できる先はあるか?
 □関連ツールとの連携について精通しているか?
 □現場でたまったノウハウを共有する場を持っているか?

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 【ご案内】開発チームのコラボレーション力をアップする、
                                         実践ワークショップ(1/18)
  ~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

好評につき、2011年11月30日に実施したセミナーを、再度行うことにいたしま
した。前回、ご都合が合わなかった人は是非お申込みください。

大規模システム開発では、ツールの存在が必須となっています。
近年、ビジネスのスピード化とグローバル化は急速に進み、業種を問わずコス
トダウンが求められるようになりました。このような外部環境変化に対応し、
ツールの見直しや最適化を行う企業も増えてきました。

今回は、システム開発に適したツールが整えられていない、もしくは整えられ
ていても活用しきれていない、というIT企業を対象に、適切なツールと効果的
な活用方法を提供することで、開発チーム内のコラボレーションを促進するこ
とを狙っています。
アトラシアン製品(JIRA/GreenHopper、Confluence、BitBucket(Git、Mercurial
対応)、Fisheye/Crusible)を中心とした開発支援ツールを組み合わせて、チー
ム開発の中でどのように使えるのかを理解して頂きます。
また、アトラシアン製品のツールチェーンをご紹介します。各ツール、および
ツール連携させることで得られるメリットを理解して頂きます。

 日 時:2012年1月18日(水) 14:00~17:00(13:45~ 開場)
 場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
 定 員:10名
 参加費:無料(事前申込制)
 対 象:これからアトラシアン製品を導入する方
        導入を検討されている方(PM、リーダー、メンバー対象)

ハンズオン形式(PCを1人1台使います)
※本セミナーはPCを使用します。
※6台はご用意しております。先着順となります。
※可能な方は、ご自身のPCを持ち込んで下さい。

▼プログラム
セッション(1)
 「開発チームのコラボレーション力をアップする、実践ワークショップ
                       ~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~」
              株式会社永和システムマネジメント 天野 勝

セッション(2)
 「アトラシアン製品のツールチェーンと最新リリース状況」
              リックソフト株式会社 大貫 浩

▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
 https://sec.tky.esm.co.jp/2012/01/05/private_seminar25

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 私たちのホームページ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

『コンサルティングセンター』 https://sec.tky.esm.co.jp/
 システム開発に潜むムダを取り除き、システム開発に関わる全ての人が適正
 な価値を持続的に得られるよう、支援します。コンサルティング領域や、セ
 ミナーのご案内などを掲載しています。

『Ruby x Agile』 http://ruby.agile.esm.co.jp/
 Rubyやアジャイル開発に関する最新のトピックスや活動実績を紹介していま
 す。現場のメンバーのブログも掲載しています。

『永和流プロジェクト運営術』 http://agile.esm.co.jp/scrum/
 プロジェクト運営に関して私たちが提供しているサービスを紹介しています。
 スクラムという開発手法の解説も掲載しています。

『永和システムマネジメント 組込みグループ』 http://et.esm.co.jp/site/
 オブジェクト指向やアジャイルといった永和の強みをETの現場でも活用すべ
 く活動中です。メンバーのブログやETロボコン関連のコンテンツも掲載中です。

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
◆  ご意見・ご感想は、このメールに返信ください。
◆  配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
   アドレス変更は件名「アドレス変更」、本文に配信希望メールアドレスを
   記載の上、このメールに返信ください。
◆  免責事項・個人情報保護方針はコチラを参照ください。
   http://www.esm.co.jp/company/approach/approach_privacy.html
◆  発行:株式会社永和システムマネジメント
   〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
   http://www.esm.co.jp/
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【無料セミナー】開発チームのコラボレーション力をアップする、実践ワークショップ ~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~

【セミナータイトル】

開発チームのコラボレーション力をアップする、実践ワークショップ ~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~

【概要】

大規模システム開発では、ツールの存在が必須となっています。 近年、ビジネスのスピード化とグローバル化は急速に進み、業種を問わずコストダウンが求められるようになりました。 このような外部環境変化に対応し、ツールの見直しや最適化を行う企業も増えてきました。

今回は、システム開発に適したツールが整えられていない、もしくは整えられていても活用しきれていない、 というIT企業を対象に、適切なツールと効果的な活用方法を提供することで、開発チーム内のコラボレーショ ンを促進することを狙っています。

まずは、アトラシアン製品/サービス(JIRA/GreenHopper、Confluence、Mercurial、BitBucket(Git、Mercurial対応)、Fisheye/Crusible) を対象にして、チーム開発の中でどのように使えるのかを理解して頂きます。

また、アトラシアン製品のツールチェーンをご紹介します。各ツール、およびツール連携させることで得られるメリットを理解して頂きます。

※ご好評につき、2回目の開催となります。
セミナー内容は、2011年11月30日に実施した内容と同じです。

【開催日】

2012年1月18日(水)

【時間】

14:00~17:00(13:45~ 開場)

【場所】

株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
〒110-0005 東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル8階
地図はこちら

【参加費】

無料(事前申込制)

【対象】

これからアトラシアン製品を導入する方、導入検討されている方(PM、リーダー、メンバー対象)

【定員】

10名

【開催形式】

ハンズオン形式(PCを1人1台使います)
※本セミナーはPCを使用します。
※6台はご用意しております。先着順となります。
※可能な方は、ご自身のPCを持ち込んで下さい。
※お申込み時に、PC持ち込みか準備PC利用かをお書き下さい。

【お申込み】

こちらからお申込みください。
※お申込み時に、PC持ち込みか準備PC利用かをお書き下さい。

【お問合せ先】

株式会社永和システムマネジメント
担当:羽根田
TEL:03-5818-7400

【プログラム】

●セッション(0) 14:00~14:05
ご挨拶・趣旨説明

●セッション(1) 14:05~16:20 ※適宜休憩を取ります

「開発チームのコラボレーション力をアップする、実践ワークショップ

~アトラシアン製品のツールチェーンを使って~」

株式会社永和システムマネジメント 天野 勝

目的:開発チームのコラボレーション力をアップするために、どのようにアトラシアン製品を組み合わせて活用するかを学ぶ

内容:作業計画、実装、レビューのプロセスの中での製品の使い所と使い方を学ぶ

●セッション(2) 16:20~16:50

「アトラシアン製品のツールチェーンと最新リリース状況」

リックソフト株式会社 大貫 浩

目的:アトラシアン製品の個々のツール、およびツール連携した場合のメリットを理解する

●セッション(3) 16:50~17:00

全体質疑

【主催】

株式会社永和システムマネジメント

【共催】

リックソフト株式会社

【後援】

アトラシアン

オブラブ