マネジメントサイクルを動かすことが、開発プロジェクトを成功に近づけます
サービス概要
ソフトウェアの開発技法や開発プロセス、プロジェクトマネジメント手法は日々進歩しています。しかし、ソフトウェア開発プロジェクトの成功率が思うように向上しないのは何故でしょうか。
ソフトウェア開発プロジェクトには、3つのマネジメントサイクルがあり、このサイクルが上手く回らないとプロジェクトが動きません。
それは、マネジメント層と開発チームでは、管理視点が違うことを認識しながらも、どちらかの視点に偏ってプロジェクトを管理したため、性格な判断・アクションを取ることができなかったため、と考えています。
マネジメント層は大きな粒度(例:週単位)で進捗がどうなっているのかが関心事です。しかし、開発チームは小さな粒度(例:日/時間単位)で自分(チーム)は何をすればよいのか、が関心事です。しかしながら、週単位のマネジメント層視点で開発チームを管理するのをよく見かけます。しかし、開発チームはより具体的なタスクを知りたいため、タスクのモレヌケが発生していることに気づけず、マネジメント層への報告も曖昧な●●%となり、その結果、進めている中でモレヌケに気づき、マネジメント層への報告も進捗がなくなります。次第に、管理の為だけの意味が無い報告となり、更には、マネジメント層も何か起きているかも見えず手が打てなくなり、プロジェクトは混乱していきます。
チームファシリテーションは、「見える化」と「リズム」をチームに導入することで、形骸化せず、常に動いているマネジメントサイクルを作り上げます。
具体的には、上記の図で示されているように
- 仕組み1 マネジメント層と現場層の視点の分離
- 仕組み2 各層毎のプロセスの分離
- 仕組み3 視点と連動した運用
から、現場層にタスクボードと朝会・ふりかえりの会議体を導入します。
それにより、マネジメント層には
- リアルタイムで精度の高い進捗把握
- マネジメント判断の精度向上
開発チームには
- 作業目的の明確化
- 作業内容の明確化
を提供します。
我々はチームファシリテーションの視点を新たに導入することで、PMとメンバー間のリアルタイムな連携を促進することでマネジメントサイクルをまわし、プロジェクトを成功に近づけることを支援します。