【概要】
システム開発において、このような課題をお持ちではないでしょうか。
・要件定義に時間とコストがかかる割には、ユーザーが本当に欲しいものを開発できない
・ステークホルダーの意見が様々で、なかなか収束できない
・要件定義文書を見ても、なにができるのかあまりよくわからない
・開発着手後に要件を変えようとすると想像以上のコストがかかる
昨今の、変化が激しく不確実性の高いビジネス環境においては、要件定義のあり方も変わる必要があります。
本セミナーでは短期間・低コストで素早く要件を収集整理し、関係者合意のもとでまとめ上げるのが「ユーザーストーリーマッピング」です。ユーザーストーリーマッピングはアジャイルなソフトウェア開発で用いられる新しい価値の創出プロセスであり、従来の要件定義とは次のような違いがあります
・アジャイル開発を始めるのに必要最低限な情報のみを素早く収集する
・顧客と開発者が同席するコラボレーティブなプロセスである
・ステークホルダーが一堂に会して合意形成する
・網羅的なドキュメントを作らない
本セミナーではユーザーストーリマッピングの手法を学び、演習問題を使ったワークショップにより進め方を習得していただきます。
ワークショップでは参加者どうしでグループを作り、ファシリテータのガイドを受け、ユーザーストーリーマップを実際に作ってゆきます。
※2012年5月22日に開催したセミナーと同じ内容となります。今回は模擬開発の体験ワークは実施致しません。
【担当講師】
安井 力(永和システムマネジメント)
オブジェクト指向技術からアジャイル手法に傾倒し、プロセスとファシリテーションを中心にコーチングやメンタリング、ときにはプログラマやメンバーとして、チームがアジャイルになるための支援をしている。モデリング、Python、人間系の問題も興味がある。日本XPユーザーグループスタッフ。「Agile Conferenceに行こう!の会」メンバー。 認定SCRUMマスター。著書に『アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~』 『Web2.0ビギナーズバイブル』『Webアプリケーションテスト手法』。
市谷 聡啓(永和システムマネジメント)
SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、2011年より現職。利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と向き合い続けている。システム開発を取り巻く環境の改善や推進を目的に開発コミュニティ(DevLOVE)を2008年から立上げ、主催している。また、技術者向けフォーラム(デベロッパーズサミット)のコンテンツ委員も担当している。
家永 英治(永和システムマネジメント)
アジャイル開発の実践者として長年の経験からアジャイルコーチ、メンターとして実績があり、特にTDD導入を担当している。また、認定スクラムマスターの資格を保有。
【開催日】
2012年8月7日(火) 13時開始
【場所】
株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
(〒110-0005 東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル8階)
地図はこちら
【費用】
70,000円/人
※8月末付でご請求させて頂きますので、9月末までにお支払いください。
【対象】
・情報システム部のご担当者
・サービス、システム企画のご担当者
【お問合せ先】
コンサルティングセンター 担当:羽根田
TEL:03-5818-7400
【お申込み】
こちらからお申込み下さい
【タイムテーブル】
13:00~14:00 ご挨拶・趣旨説明
最初にユーザーストーリーマッピングがもたらす価値について
分かりやすく説明します。
14:00~17:00 ユーザーストーリーマッピング・ワークショップ
ワークショップ形式でユーザーストーリーマッピングを行います。
ユーザーストーリーマッピングの手応えを実際に体験しましょう。
17:00~18:00 本日のまとめとふりかえり
1日を通じて得られたものを確認しましょう。
また、今後のシステム開発への繋げ方について解説します。
※休憩を適宜入れながら進めていきます。