「プロダクトオーナーシップジェネレーション ~価値あるプロダクトを生成する~ 」を実施しました。

2015年7月2日(木)に懸田剛氏を講師にむかえ「プロダクトオーナーシップジェネレーション ~価値あるプロダクトを生成する~ 」という研修を行いました。

この研修に参加することで、アジャイル開発、デザイン思考、リーンスタートアップ、パターン・ランゲージなどの様々なエッセンスを活用して、受講者の「プロダクトオーナーシップ」を生成していくというものです。

fig1

この研修の特徴は、懸田氏のこれまでの経験事例が聞けるのと、様々なツールを実際に講師にアドバイスを貰いながら使えるというものです。

fig2単にツールを使ってみるだけではなく、アイデアの出し方や整理に迷った際に、講師から的確なアドバイスがもらえるため、受講者自身の気づきと学習が促進されていきます。

参加者の声

・Why?の部分が、チームとして、自分として定まっていないケースもあったため今後活かしたいと感じた。
・ストーリーマッピング取り入れていきたいので、大変参考になりました。
・ワークショップが多く、色々と苦労したので自身の体験として良かった。
・顧客開発は知っていたが、二次元マトリクスでここまでわかりやすくなるのかと思った。
・リーンキャンバスの抵抗感が少なくなった気がする。
・インタビュー難しい。本番の前に体験できて良かった。
・自分の勇気と共有が足りないことを思い知った。勇気をもって進んでいきたい。
・少し演習が難しかったが、数をこなせばよさそう。
・自分を見返せる良い機会になった。
・仮説か結構外れることが分かった。
・ステークホルダーが大事にしていることを共有できていないと感じたので実行していきたい。
・もっと具体的な事例が聞きたかった。

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tをつなぐ[3/3] – タッチパネルを使えるようにする編

こんにちは、天野勝です。

前回は、LCD-USB10XB-Tの画面にXのデスクトップを表示させました。
今回は、このディスプレイに付属しているタッチパネルの機能を使えるようにします。

参考にさせていただいたページ

Atelier Orchard: DisplayLink

回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う

タッチパネルの機能を設定する

LCD-USB10XB-Tは、なかなか有能でタッチパネルの機能がついています。また、タッチペンも付属しています。
しかし、上下が反転しているし、反応する領域がずれていたりで、そのままで使用するのは困難です。
そこで、キャリブレーションをします。
キャリブレーションの情報を設定ファイルに保存すればよいのですが、個体差もあるかもしれませんので、キャリブレーションのためのツールを使って実測することにします。

xinput_calibratorをインストールする

前回同様、作業はRPi2上で行ないます。

キャリブレーションには、「xinput_calibrator」というツールを使用します。
ソースコードを取得し、コンパイルすることにします。
しかし、xinput_calibratorコンパイルにはいくつかのライブラリが必要なので、先にインストールします。

$ sudo apt-get install libx11-dev
$ sudo apt-get install libxext-dev
$ sudo apt-get install libxi-dev

続いて、xinput_calibratorをコンパイルします。

$ git clone https://github.com/tias/xinput_calibrator.git
$ cd xinput_calibrator
$ ./autogen.sh
$ make

キャリブレーションをする

xinput_calibratorは、デスクトップ上で実行させる必要があります。
Xが起動していない場合は、Xを起動し、ターミナルを開きます。

$ startx

ターミナルからxinput_calibratorを実行します。

$ cd xinput_calibrator
$ ./xinput_calibrator

指示に従い、4点をポイントします。
実行が終わると、設定のための情報が出力されます。
私の環境は、以下の情報が出力されました。


Section "InputClass"
        Identifier      "calibration"
        MatchProduct    "eGalax Inc. USB TouchController"
        Option  "Calibration"   "244 3873 3852 257"
        Option  "SwapAxes"      "0"
EndSection

 

 

この情報を設定ファイルに保存します。

$ mkdir /etc/X11/xorg.conf.d
$ sudo vi /etc/X11/xorg.conf.d/99-calibration.conf

Section "InputClass"
        Identifier      "calibration"
        MatchProduct    "eGalax Inc. USB TouchController"
        Option  "Calibration"   "244 3873 3852 257"
        Option  "SwapAxes"      "0"
EndSection

 

これで、タッチパネルの機能がまともに使えます。

あとは、ソフトウェアキーボードをインストールすれば、キーボードを接続せずに、タブレットぽく使うことができます。

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tをつなぐ[2/3] – ディスプレイにXのデスクトップを表示させる編

こんにちは、天野勝です。

前回は、DiplayLinkのドライバを有効にするべく、カーネルの再構築をしました。
今回は、ディスプレイを接続し、Xが表示されるようにします。

参考にさせていただいたページ

Atelier Orchard: DisplayLink
回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う
RPi – Raspberry Pi で USB 接続型モニター(ディスプレイ)を利用する方法

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして認識させる

LCD-USB10XB-TをRPi2に接続すると、ストレージデバイスとして認識されます。そして、そのストレージにはWindows用のデバイスドライバのインストーラが入っています。これは、Windowsを使う場合には、便利な機能なのですが、LinuxなどのOSを使う場合は、ちょっとやっかいです。
OSにディスプレイとして認識させるための設定をしていきます。

usb_modeswitchのインストール

手動でUSBデバイスを認識させるには、「usb_modeswitch」というコマンドを使います。

RPi2でソースコードからコンパイルする事にします。前回のカーネルのコンパイルはCPUパワーが必要なので、開発機で行ないましたが、この後はRPi2上で作業をしていきます。
sshを使って、RPi2に接続します。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス

USB関連のライブラリをインストールします。これがないと、usb_modeswitchがコンパイルできません。

$ sudo apt-get install libusb-1.0

usb_modeswitchのソースファイルをダウンロードし、展開、コンパイルします。

$ wget http://www.draisberghof.de/usb_modeswitch/usb-modeswitch-2.2.1.tar.bz2
$ tar xf usb-modeswitch-2.2.1.tar.bz2
$ cd usb-modeswitch-2.2.1/
$ make

インストールします。

$ sudo make install

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして認識させる

実際に、LCD-USB10XB-Tを接続し、ディスプレイとして認識させます。
接続すると電力不足で、本体の挙動がおかしくなるかもしれません。その場合は、セルフパワータイプのUSBハブを使ってください。私の場合は、ELECOMのU2HS-T201SBKを使用しています。

$ sudo usb_modeswitch -v 17e9 -p 0156 -u 1

画面が緑色になり、無事にディスプレイとして認識されたことが確認できました。
デバイスファイルの状態を確認します。

$ ls /dev/fb*
/dev/fb0  /dev/fb1

fb1が増えていることが確認できました。

Xを起動する

追加された/dev/fb1にXの画面が出るように設定していきます。
この部分は、全面的に「DisplayLinkモニタでRaspberry Piデスクトップを使用する」を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

xorg.confを作成

xorg.confファイルを作成し、設定を書き込みます。

$ sudo vi /etc/X11/xorg.conf


Section "Device"
  Identifier "uga"
  driver "fbdev"
  Option "fbdev" "/dev/fb1"
  Option "ShadowFB" "off"
EndSection

Section "Monitor"
  Identifier "monitor"
EndSection

Section "Screen"
  Identifier "screen"
  Device "uga"
  Monitor "monitor"
EndSection

Section "ServerLayout"
  Identifier "default"
  Screen 0 "screen" 0 0
EndSection

Xを起動

Xを起動します。

$ startx

これで、Xが起動しディスプレイにデスクトップが表示されます。

LCD-USB10XB-Tをディスプレイとして自動認識させる

毎回、手動でusb_modeswitchコマンドを打つのは手間です。そこで、ディスプレイが接続されていたら、自動でディスプレイとして認識させるように、udevのルールを設定します。

$ sudo vi /etc/udev/rules.d/00-displaylink.rules


ATTRS{idVendor}=="17e9", ATTRS{idProduct}=="0156", ATTRS{bConfigurationValue}=="2", RUN+="/usr/local/sbin/usb_modeswitch -v 17e9 -p 0156 -u 1"

1行です。改行はしません。もし、改行する場合は、行末に「\」をつけてください。

これで、USBに接続するとディスプレイとして自動で認識されるようになります。

【タッチパネルを使えるようにする編】

Raspberry Pi 2にLCD-USB10XB-Tつなぐ[1/3] – カーネル再構築編

こんにちは、天野勝です。

GEEKSCHOOL をお手伝いすることになったこともあり、Raspberry Pi 2 Model Bを購入しました。
せっかくのハードウェアなので、GEEKSCHOOL以外でも何かに使えないかといろいろと考えてみました。が、あまり良い使い方思い浮かびません。とりあえず画面が表示された方が使い勝手がよいだろうと考え、家に転がっていたUSBディスプレイ(LCD-USB10XB-T)をつないでみることにしました。

Webを検索すると、先人たちの資料がありましたので、これらを参考に設定をしてみました。

参考にさせていただいたページ

回回 PPE : Petit Panda Extreme 回回 – LCD-USB10XB-TをUbuntuで使う
RPi – Raspberry Pi で USB 接続型モニター(ディスプレイ)を利用する方法
Raspberry Pi Documentation

環境

  • ターゲット
    ハード:Raspberry Pi 2 Model B(以下、RPi2)
    OS:Rasbian
  • 開発機
    ハード:自作PC(CPUはJ1900)
    OS:Ubuntu14.04(64bit)

ターゲットと開発機は、sshで接続します。

カーネルの再コンパイル

LCD-USB10XB-Tを使うには、DiplayLinkのドライバを有効にする必要があります。
しかし、Rasbianでは、このオプションがオフになった状態になっていますので、オプションをオンにしてカーネルをコンパイルします。

開発環境の構築

開発機でカーネルをコンパイルします。そのための環境を整えます。
作業用のディレクトリを作成します。

$ mkdir RPi
$ cd RPi

toolchainをインストールします。

$ git clone https://github.com/raspberrypi/tools.git

toolchainを使えるようにします。
私の場合は、.bashrcにパスを追加しました。

.bashrc


PATH=$PATH:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian/bin:/home/masaru/tools/arm-bcm2708/gcc-linaro-arm-linux-gnueabihf-raspbian-x64/bin


カーネルのビルド

カーネルのソースコードを取得します。

$ git clone --depth=1 https://github.com/raspberrypi/linux.git

コンフィグファイルをターゲットであるRPi2からコピーします。

$ cd linux
$ scp pi@RPi2のIPアドレス:/proc/config.gz ./
$ zcat config.gz > .config

コンフィグファイルを修正し、ドライバを有効にします

.config


# CONFIG_FB_UDL is not set

CONFIG_FB_UDL=m

私の場合、2924行目でした。

カーネルをビルドします。
私の環境では、1時間半くらいで終わりました。

$ make ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf-

モジュールをビルドします。

$ make modules_install ARCH=arm CROSS_COMPILE=arm-linux-gnueabihf- INSTALL_MOD_PATH=../modules/

カーネルの置換

カーネルとモジュールをtarボールにまとめて、RPi2に転送します。

まずはtarボールを作成します。

$ mkdir udlfb_raspi
$ cp arch/arm/boot/zImage udlfb_raspi/kernel7.img
$ cp -pr ../modules udlfb_raspi/
$ tar cvzf udlfb_raspi.tgz udlfb_raspi

sshでRPi2にログインし、RPi2側のバックアップを作成します。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス
$ sudo cp /boot/kernel7.img /boot/kernel7_org.img
$ exit

RPi2に転送します。

$ scp udlfb_raspi.tgz pi@RPi2のIPアドレス:/home/pi

展開してインストールします。

$ ssh pi@RPi2のIPアドレス
$ tar xvzf udlfb_raspi.tgz
$ sudo cp udlfb_raspi/kernel7.img /boot/kernel7.img
$ sudo cp -pr udlfb_raspi/modules/lib/modules/3.18.12-v7+ /lib/modules/

再起動します。

$ sudo reboot

カーネルのバージョンを確認します。

$ uname -a
Linux raspberrypi 3.18.12-v7+ #1 SMP PREEMPT Thu Apr 30 01:21:34 JST 2015 armv7l GNU/Linux

【ディスプレイにXのデスクトップを表示させる編】

セミナーのご紹介「経営者・人事責任のため新交流型ゼミナール」

こんにちは、天野勝です。

私の師匠がセミナーを行ないます。
主に人事責任者向けの内容となっています。ご興味ある方は、ぜひご参加ください。

6月5日追記:リーフレットを差換えました

詳細→経営者・人事責任者の交流型ゼミナール チラシ

PFP主催「やせる!KPT」のというプログラムの講師をします

こんにちは、天野です。

全3回で実施する「やせる!KPT」というプログラムの講師を担当します。

第1回目は、キックオフで2014年5月21日(水)実施です。
詳細はこちらです。http://kokucheese.com/event/index/171383/

今回は、KPTの枠を飛び越え、チームファシリテーションのツールを紹介します。
このワークシートを使って目標設定から、リズム設計などを行ないます。

worksheet_sample_sml

 

『これだけ! KPT』を出版しました

こんにちは、天野勝です。

2013年8月にすばる舎リンゲージ様より、「これだけ! KPT」という書籍を出版させていただきました。

『これだけ! KPT』

Q&A形式で、内容を紹介、宣伝します。

■Q&A

Q:想定読者はだれですか?
A:5~10名ぐらいのチームを率いているチームリーダーです。「リーダー」というと、経営を率いる「偉大な指導者」的なイメージもあるようですが、そのようなリーダーは対象としていません。

Q:ソフトウェア開発に限定した話ですか?
A:筆者としては、ソフトウェア開発に限定しないように書いたつもりではいます。ナレッジワーカーと呼ばれる人たちであれば、お役に立てるはずです。

Q:この本を読むとどうなりますか?
A:チームリーダーとして、チームを育てる一つの手法が分かると思います。実際にチームが育つかどうかは、この本を読んだ人の行動次第になってしまいますが、行動を起こすきっかけにはなると思います。

Q:そもそも「KPT」ってなんですか?
A:ふりかえりと相性の良い思考フレームワークです。Keep、Problem、Tryの3つの視点で、考えを整理します。チームで使うと、チームが自律的になり、改善が促進されるという効果もあります。

Q:Amazonなどの書籍紹介では、「継続(Keep)」「問題点(Problem)」「挑戦(Try)」と紹介されていますが、これが定訳でしょうか?
A:実は、書籍の中では、状況に応じてちょっとずつ訳を変えています。個人的には、水越さんが考案した「継続」「不満」「努力」が、日本的で良いかなと思っています。

Q:あえて「ふりかえり」とひらがなで表記する意図はなんですか?
A:「振り返り」だとちょっと固い感じがするというのと、「活動を振り返る活動」を指す言葉として「ふりかえり」と呼んでいます。

Q:この本と「ふりかえりガイド」の違いはなんですか?
A:「ふりかえりガイド」はKPTを使ったふりかえり会の進行方法について説明していますが、この本はKPTの活用し方と、活用して成果を出すためのヒントまで話題を広げて書いています。

Q:KPTについてもっと学ぶにどうすればよいですか?
A:永和システムマネジメントでは、KPTを使ったふりかえり会の進め方を学ぶ研修や、講演のメニューを用意しています。ぜひ、お問い合わせください。