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ESMコンサルティングセンター News
2010/02/04 第8号
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このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。
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【連載】ソフトウェア開発における3つのプロセス[1]
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最近のソフトウェア開発は、ひと時のように長期間にわたる大規模な開発案件
は珍しくなり、これに代わり短期間で中小規模の開発案件が主流となっていま
す。開発に従事する技術者も数名となり、なかには他の開発プロジェクトと兼
務しながら開発する例もあります。
このように小規模チームが短期間で開発作業を行わなければならない状況は、
プロジェクトマネジメントからの視点で見るならば、大規模開発とは違ったマ
ネジメントの難しさがあります。増してや開発するソフトウェアが複雑化し、
高い品質を要求されていればなおさらです。
プロジェクトマネジメントの歴史は、1917年米国ヘンリー・ガント氏が考案し
たガントチャート(バーチャート)から始まり、既に100年近い歴史を持っていま
す。ご存知のように、プロジェクトマネジメントの手法は、1950年以降飛躍的
に進み、PERT/CPM手法、アーンドバリューなど考案されました。このなか、
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)の策定により様々な業界で普及
しています。
ソフトウェア開発へのプロジェクトマネジメントの普及状況を見ると、業界全
体では必要性が認識され、様々な取り組みをしています。PMI(米国プロジェク
トマネジメント協会)が認定しているPMP資格の取得をはじめ、プロジェクトマ
ネージャの育成やPMO(Project Management Office)の設置など、組織上の取り
組みが多く見受けられます。しかしながら、冒頭であげたソフトウェア開発の
状況の変化のなか、他業界に見られるようなプロジェクトマネジメントへの取
り組み効果が得難いのは事実です。
プロジェクトマネジメントでは、次の2つのプロセスによってソフトウェアなど
の開発が進められています。
①マネジメントプロセス:開発プロジェクトをマネジメントするプロセス
②プロダクトプロセス:ソフトウェアを開発するプロセス
ソフトウェア開発プロジェクトにプロジェクトマネジメントを導入しようと、
この2つのプロセスを規定し、多くの開発プロジェクトに適用してきました。
なぜ、ソフトウェア開発プロジェクトでは効果が得難いのか、この理由のひと
つとしてソフトウェア開発にはもうひとつのプロセス、ソフトウェア開発の成
否を決めるほど重要にも関わらず、あまり意識されなかった「開発チームを動
かすプロセス」があることがわかりました。このプロセスを「オペレーション
プロセス」を名付けました。
情報化社会の発展により、ソフトウェアに対する要望が高度化・複雑になるに
つれ産官学を挙げてソフトウェアをいかに効率的に開発するか、さまざまな取
り組みが行われてきました。これからも行われるでしょう。
この連載ではこれらの取り組みとあわせて、新たな3つめのプロセス「オペレー
ションプロセス」を紹介します。
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【ご案内】3社合同セミナーを開催します(2/25)
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株式会社ビーイング、ゴール・システム・コンサルティング株式会社、そして
株式会社永和システムマネジメントの3社合同にて、セミナーを開催します。
「TOC/CCPM」「チームファシリテーション」を紹介しながら、誰が何のために
どのような情報を見なければならないのか、そして「見える化」の次の一手と
して何をしなければならないかを解説します。
『チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く
~「見える化」による次の一手』
日 時:2010年2月25日(木) 13:30~
場 所:株式会社ビーイング 新宿オフィス セミナールーム
参加費:無料
▼アジェンダ
1.「見える化」だけでは意味がない その次の一手とは?
2.プロジェクトの危険度を見える化し、先手で対策を打つ!
~クリティカルチェーン・プロジェクトマネジメント~
3.BeingManagement2の紹介
4.現場の見える化で、チーム力を向上させる
~チームファシリテーション~
5.まとめ
▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2010/02/01/ccpm_pfseminar2/
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【ご案内】プライベートセミナーを開催します(3/5)
『企業価値につなげるアジャイル開発 2つの事例に学ぶアジャイル開発の勘所』
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大規模、複雑化するソフトウェア開発の現場において、従来型のプロジェクト
運営だけでは、顧客の求める機能・品質・納期に応えるのが難しくなってきて
います。そこで、より俊敏でかつ柔軟なプロジェクト運営を実践するアジャイ
ルが注目を集めています。
これまで日本では一部の開発チームで試験運用されているイメージが強かった
アジャイルですが、様々なプロジェクトでの採用が急速に進み、実用段階に入
ろうとしています。今回のセミナーではウルシステムズ様をお招きして、基幹
システムにアジャイル開発を導入した事例と、弊社で実践している事例をご紹
介します。更に、パネルディスカッションを通して、両者の使い分けの勘所を
ご紹介します。
『企業価値につなげるアジャイル開発 2つの事例に学ぶアジャイル開発の勘所
~基幹システムと進化型システムではこう使い分けろ~』
日 時:2010年3月5日(金) 13:45~
場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野、御徒町)
参加費:無料
▼アジェンダ
セッション(0) 13:45~14:00
ご挨拶・趣旨説明
セッション(1) 14:00~14:45
「ビジネス価値につなげたアジャイル開発
~組織を成功に導く”ふつう”のシステム開発のご紹介~」
株式会社永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部 木下史彦
セッション(2) 14:50~15:35
「基幹系システム開発におけるアジャイル開発手法適用事例のご紹介
~成功のための4つのポイント~」
ウルシステムズ株式会社 シニアコンサルタント 一橋範哉
ブレイクタイム 15:35~16:00
セッション(3) 16:00~17:30
パネルディスカッション
「基幹システムと進化型システムのアジャイルに学ぶ、
アプローチの違いとその狙い」
モデレーター:
株式会社永和システムマネジメント コンサルティングセンター 天野勝
パネラー:
ウルシステムズ株式会社 一橋範哉
株式会社永和システムマネジメント 木下史彦
▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2010/02/03/private_seminar6/
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