メールマガジン(2011/8/23 第11号) ユーザ企業からアジャイル開発はこう見える

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              E S M ニュース
                         2011/08/23 第11号
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◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【連載】人材育成、講師の視点から[9]
┃   ~アジャイル開発研修の動向から見えてくるもの~
┃◆【ご案内】アジャイル開発セミナーの紹介(9/16)
┃  アジャイルのすすめ 2011
┃   ~ユーザーが作り上げる本当に価値あるシステムを!だからアジャイル~
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このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。

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【連載】人材育成、講師の視点から[9]
~アジャイル開発研修の動向から見えてくるもの~
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こんにちは、天野勝です。
私は、コンサルタントという職業柄、人にものを教える「講師」という仕事を
する機会が多いです。現場カイゼンの導入教育や、C言語でのテスト駆動開発
と、かなり多岐に渡っています。
この連載では「講師」をしていて気づいたことを私の視点で発信していきます。

■アジャイル開発研修に変化あり
私は、アジャイル開発研修については、2002から講師を担当しています。
すでに、10年近く研修を行っているのですが、ここ数年で、アジャイル開発研
修に求められるものが変わってきています。これは、当然ながらアジャイル開
発を取り巻く環境が変化していることに起因しています。
今回は、この研修の変化と、その変化を通して見えてきた環境の変化をご紹介
します。

■アジャイル開発研修の動向
私たちが実施しているアジャイル開発研修の動向を紹介します。

◇開発者以外が受講するようになった
これまで研修では、基礎知識を座学で話を聞いて学び、アジャイル開発の流れ
と、開発のプラクティスであるTDD(テスト駆動開発)を体験するという2日間の
ものが定番であり、必要に応じてカスタマイズを行い、オンサイト研修[*1]と
して年に数回実施していました。この研修の対象者は、主に開発者でした。
ここ数年は、これらを別々に開催し、それぞれの受講者を分けるというのが増
えてきています。基礎知識+流れの体験については、アジャイル開発に関わる
全員(開発者、マネージャ、仕様の決定者など)が受講し、TDDの体験のみを開
発者が受講するというものです。
以前は、ほとんどがソフトハウスの開発者であり、「プロジェクトマネージャ
向け」と限定すると、受講者はほとんど集まりませんでしたが、最近はプロジェ
クトマネージャ向けに限定したほうが、集まりが良いことも増えてきています。
とくに、ユーザ企業の情報処理部門の方が、増えてきています。

◇より実践的な内容が求められるようになった
研修の内容をより実践的にして欲しいという要求も増えてきています。これは、
対象者をチームリーダ層に限定し、チーム単位で自律的に開発が行えるように
するというのが目的です。
以前は、基礎的なところを学んだあとは、実際の開発の中で試行錯誤しながら
アジャイル開発の知見を増やすとともに、アジャイル開発ができるように訓練
していたのと比べると、より即戦力が求められているようです。
また、10年前と異なって、私たちにもそれだけの知見が蓄積され、そのような
要求にこたえられるようになってきているのも要因の一つです。

◇受講者の動機が変化してきた
以前は、開発者を対象としていたこともあり、「自分でアジャイル開発を始め
るための準備」を目的として参加する方が多かったのですが、ここ数年は、
「プロジェクトでアジャイルを採用することになったので、基礎知識だけでも
学ばなくては」と切羽詰まった状態の方や、「よくわからないけど、行けと言
われたのできた」と意識はそう高くない方だったりと、多岐にわたるようになっ
てきています。

◇実プロジェクトへの導入が増えてきた
オンサイト研修とは若干異なりますが、プロジェクトへのアジャイル開発導入
コンサルの一環で、研修をすることもあります。これまでは、パイロットプロ
ジェクトを対象にしていたのが、今年に入ってからはパイロットではなく、実
開発のプロジェクトを対象としたものが増えています。

■アジャイル開発を取り巻く環境の変化
上記の傾向の背景には、アジャイル開発が一般的になり、トップダウンに一気
に導入しようという機運が高まっているのがあるのでしょう。さらにその背景
には、10年前に私達の研修を受けた方が、昇進して決定権を持ち、今一度アジャ
イル開発に取り組んでいるというのもあるようです。

以前は、パイロットプロジェクトを対象にアジャイル開発を導入してきたのが、
実プロジェクトへの導入が増えてきているのは特筆すべきでしょう。これまで、
SIerを対象にセミナーをすると「どうやって、ユーザ企業を巻き込めば良いの
か?」という質問が多かったのですが、近年はユーザ企業がアジャイル開発で
開発してもらいたいということで、「どうやって、SIerに発注をすればよいの
か?」という質問が増えてきているです。
ユーザ企業がアジャイル開発にシフトしてきている今、ユーザ企業とSIerが共
存共栄するための基盤として、アジャイル開発を捉えてみてもよいのではない
でしょうか。

[*1] オンサイト研修
受講者を集めてもらい、そこに講師を派遣する形態の研修

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【ご案内】アジャイル開発セミナーの紹介(9/16)
アジャイルのすすめ 2011
~ユーザーが作り上げる本当に価値あるシステムを!だからアジャイル~
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大規模、複雑化するソフトウェア開発の現場において、従来型のプロジェクト
運営だけでは、顧客の求める機能・品質・納期に応えるのが難しくなってきて
います。そこで、より俊敏でかつ柔軟なプロジェクト運営を実践するアジャイ
ルが注目を集めています。
これまで、日本では一部の開発チームで試験運用されているイメージが強かっ
たアジャイル開発ですが、様々なプロジェクトでの採用が急速に進んでいます。
本セミナーでは、弊社からのご紹介にとどまらず、実際にアジャイル開発を実
践頂きました各ユーザー企業様にご登壇頂き、企業のシステム部門の立場で、
アジャイル開発を実践頂いた現場の声を、ご紹介頂きます。
ご参加された方にとって、本当の企業価値を生み出すシステム構築の一助にな
ればと、考えております。

アジャイルのすすめ 2011
~ユーザーが作り上げる本当に価値あるシステムを!だからアジャイル~

日 時:2011年9月16日(金) 13:30~19:00(13:00受付開始)
場 所:ユーディーエックス・ギャラリーネクスト NEXT-1 (秋葉原UDX 4F)
定 員:80名
参加費:無料(事前申込制)
主 催:株式会社NTTデータCCS
共 催:株式会社永和システムマネジメント
メディア協賛:IT Leaders

▼プログラム
◇セッション(0) 13:30~13:35
ご挨拶・趣旨説明

◇セッション(1) 13:35~14:05
基調講演1
『ユーザーへアジャイルの未来を』
~ビジネスに貢献するシステムを開発するために~
株式会社永和システムマネジメント 取締役副社長 平鍋 健児

◇セッション(2) 14:05~14:35
基調講演2
『リクルート流アジャイル SWATの現在と未来』
~スピードを追求した開発スキーム SWATのご紹介~
株式会社リクルート MIT Unitedプロジェクト推進部 生貝 武俊 様

◇セッション(3) 14:35~15:55
『事例紹介/プラクティスリレー』

・株式会社イプサ様におけるCRIプロジェクト
『名ばかりアジャイルからの脱出 』
株式会社NTTデータCCS 伊藤 淳

・株式会社豊通エレクトロニクス様におけるR&Rプロジェクト
『アジャイル開発の実践における教訓と課題』
株式会社NTTデータCCS 矢野 なぎさ

・株式会社角川コンテンツゲート様におけるBOOK☆WALKERプロジェクト
『アジャイルとクラウドによる電子書籍元年へのチャレンジ』
株式会社NTTデータCCS 東海 政治

・株式会社サイエンス倶楽部様における価値創造契約適用プロジェクト
『新しい契約形態での受託開発 実践記』
株式会社永和システムマネジメント 木下 史彦

◇セッション(4) 16:10~17:10
パネルディスカッション
『ユーザー企業の価値創造に向けた提言』

(パネリスト)
・株式会社イプサ 事業管理部 部長
寺澤 晃雄 様

・株式会社豊通エレクトロニクス エリスネット事業室 グループリーダー
中島 光一 様

・株式会社角川コンテンツゲート BOOK☆WALKER事業本部 プロデューサー
秋本 祥一 様

・株式会社NTTデータCCS ビジネスソリューション事業本部 シニアマネージャ
三河 淳一

(コーディネーター)
・株式会社永和システムマネジメント 取締役副社長
平鍋 健児

◇セッション(5) 17:30~19:00
懇親会
『ディスカッションの夕べ』
(コーディネーター)
・IT Leaders 編集長
田口 潤 様

▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2011/08/22/agileseminar2011/

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私たちのホームページ
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『コンサルティングセンター』 https://sec.tky.esm.co.jp/
 システム開発に潜むムダを取り除き、システム開発に関わる全ての人が適正
 な価値を持続的に得られるよう、支援します。コンサルティング領域や、セ
 ミナーのご案内などを掲載しています。

『Ruby x Agile』 http://ruby.agile.esm.co.jp/
 Rubyやアジャイル開発に関する最新のトピックスや活動実績を紹介していま
 す。現場のメンバーのブログも掲載しています。

『永和流プロジェクト運営術』 http://agile.esm.co.jp/scrum/
 プロジェクト運営に関して私たちが提供しているサービスを紹介しています。
 スクラムという開発手法の解説も掲載しています。

『永和システムマネジメント 組込みグループ』 http://et.esm.co.jp/site/
 オブジェクト指向やアジャイルといった永和の強みをETの現場でも活用すべ
 く活動中です。メンバーのブログやETロボコン関連のコンテンツも掲載中です。

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〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
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