メールマガジン(2011/2/9 第8号)

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              E S M ニュース              
                         2011/02/09  第8号 
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◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【連載】人材育成、講師の視点から[6]
┃ ~チームファシリテーションから始めるアジャイル開発~
┃◆【ご案内】共催セミナーにて弊社平鍋が講演します(3/2)
┃ 『第8回 PMstyleスペシャルセミナー ~アジャイルプロジェクトマネジメント~』
┃ 3PDU発行!
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このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。

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【連載】人材育成、講師の視点から[6]
~チームファシリテーションから始めるアジャイル開発~
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こんにちは、天野勝です。
私は、コンサルタントという職業柄、人にものを教える「講師」という仕事を
することが多いです。現場カイゼンの導入教育や、C言語でのテスト駆動開発
と、かなり多岐に渡っています。
この連載では「講師」をしていて気づいたことを私の視点で発信していきます。

■何ができればアジャイル開発か?
アジャイル開発を始める時には、まずはできるところから始めてくださいと研
修でお伝えしています。
このようにお伝えすると、「どこまでやればアジャイル開発をやっていると言
えるのですか」という質問をされる方がいます。アジャイル開発をすることは、
あくまでも手段ですので、アジャイル開発をしているかどうかという判定をす
ること自体は、あまり意味のないことなのですが、あえてこの質問に答えてみ
ます。広い定義では、アジャイルマニフェスト[*1]に従っていればアジャイル
開発をしていると宣言してしまってもよいでしょう。しかし、これではぼやっ
としすぎていますので、筆者なりに少しだけ掘り下げた考え方をご紹介します。

この質問へ回答するには、3つのポイントがあります。体制と、技術、心構えで
す。

◇体制
仕様の決定権を持つ顧客と、開発チームが協働して製品を作れること。

◇技術
アジャイル開発は、漸進的に開発をしていきますので、既存コードへの修正が
多発します。このような状況に耐えられるような技術を使っていること。抽象
度の高い設計や、記述量の少ないプログラミング、自動テストなどが相当しま
す。

◇心構え
世の中は常に変化することを前提として受入れ、このような状況下で成功体験
に縛られて思考停止にならず、最善の手法を模索し続けること。

これら3つのポイントがアジャイル開発ができていると判断する必要条件と考え
ます。

■顧客がいなくてもどこまでアジャイルにやれるか?
開発側の立場であれば、技術や、心構えは自前でなんとかできるかもしれませ
んが、体制を整えてアジャイル開発に参加できる顧客を用意するのはなかなか
難しいことでしょう。
アジャイル開発では、仕様の決定権を持つ顧客(スクラムではプロダクトオーナー
と呼ぶ)の参加は必須なので、顧客抜きで開発チームだけがアジャイルなプラク
ティスを導入しているだけの状態を、アジャイル開発と呼ぶのは違和感があり
ます。とはいえ、技術や心構えが準備できていないと、顧客が用意できて、ア
ジャイル開発が始められる準備が整っても、すぐには立ち上がらないのが現実
です。
そこで、顧客がいなくても開発チームがアジャイル開発ができるための、技術
や心構えを養っておくことが必要です。当然のごとく、このような開発者特性
[*2]はすぐには身につきませんので、長い期間をかけ、仕事をしながら少しず
つ身につけていくことになります。だらだら仕事をしていても、効果的に身に
つきませんので、Plan-Do-Study-Adapt(PDSA)という学習のサイクルを仕事の中
に組み込み、効果的に学べるような工夫が必要です。
私たちがお勧めしているチームファシリテーション[*3]には、このPDSAサイク
ルを日々の仕事の中に組み込むための、最小の実践項目と、その背景となる原
則を提供しています。

[*1]アジャイルマニフェスト
http://agilemanifesto.org/iso/ja/

[*2]アジャイル開発ができるための技術な心構えを備えた開発者を、「アジャ
イル耐性のある開発者」と呼ぶことがあります。

[*3]チームファシリテーション
https://sec.tky.esm.co.jp/categories/tf/

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【ご案内】共催セミナーにて弊社平鍋が講演します(3/2)
『第8回 PMstyleスペシャルセミナー ~アジャイルプロジェクトマネジメント~』
3PDU発行!
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近年のソフトウェアの短納期化・高品質化に対する要求へ応えるには、工学的
手法のみでは限界があります。ソフトウェアは、人が人のために作るものであ
り、チームが情報を共有しながら課題解決するためには、現場力が必要です。

本セミナーでは、アジャイル開発とトヨタ生産方式からヒントを得た見える化
手法を使って、現場のモチベーションを高め、活性化することで生産性を伸ば
す「プロジェクトファシリテーション」を、実践方法を交えてご紹介します。

本セミナーにて、『現場力を高める見える化手法 プロジェクトファシリテー
ション~アジャイル開発による現場活性化~』と題し、弊社平鍋が講演を行い
ます。

『第8回 PMstyleスペシャルセミナー ~アジャイルプロジェクトマネジメント~』
日 時:2011年3月2日(水) 13:30~16:30(13:10受付開始)
場 所:銀座ブロッサム中央会館(東京都中央区)

▼プログラム
1.現場力を高める見える化手法 プロジェクトファシリテーション
~アジャイル開発による現場活性化~
2.アジャイルとデザイン思考

▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2011/02/07/private_seminar17/

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私たちのホームページ
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『コンサルティングセンター』 https://sec.tky.esm.co.jp/
 システム開発に潜むムダを取り除き、システム開発に関わる全ての人が適正
 な価値を持続的に得られるよう、支援します。コンサルティング領域や、セ
 ミナーのご案内などを掲載しています。

『Ruby x Agile』 http://ruby.agile.esm.co.jp/
 Rubyやアジャイル開発に関する最新のトピックスや活動実績を紹介していま
 す。現場のメンバーのブログも掲載しています。

『永和流プロジェクト運営術』 http://agile.esm.co.jp/scrum/
 プロジェクト運営に関して私たちが提供しているサービスを紹介しています。
 スクラムという開発手法の解説も掲載しています。

『永和システムマネジメント 組込みグループ』 http://et.esm.co.jp/site/
 オブジェクト指向やアジャイルといった永和の強みをETの現場でも活用すべ
 く活動中です。メンバーのブログやETロボコン関連のコンテンツも掲載中です。

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