XPの基礎知識を座学と演習にて学んでいただくセミナーです。天野勝が担当します。
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【セミナー】メーカー殿向け「UMLを使った要件定義セミナー」を実施します(2010/8/30-31)
要件定義の場面でUMLの各ダイアグラムをどのように使うかを学びます。モデリングツールを使った演習を中心としたセミナーです。
【セミナー】メーカー殿向け「業務アーキテクトセミナー」を実施します(2010/8/30-31)
概念モデリングを上流の業務分析・設計で行えるようになるためのポイントを2日間で学んでいただくセミナーです。
【セミナー】メーカー殿向け「業務アーキテクトセミナー」を実施します(2010/8/26-27)
概念モデリングを上流の業務分析・設計で行えるようになるためのポイントを2日間で学んでいただくセミナーです。
【コンサル】SIer殿向け「アジャイル無料相談会」を実施します(2010/8/23)
お客様の標準プロセスにアジャイル開発をどのように導入するかの相談会です。天野勝、木下史彦が担当します。
【コンサル】金融系SIer殿向け「現場改善コンサル」を実施します(2010/8/23)
システム開発の現場改善に必要な知識のミニ勉強会です。TOCの思考プロセスがテーマです。
【コンサル】メーカー系SIer殿向け「PF導入コンサル」を実施します(2010/8/19)
プロジェクトメンバー向けにプロジェクトファシリテーション(PF)の基礎知識セミナーを行います。概要だけではなく演習を通して日々の作業の進め方の基本形を学びます。懸田剛が担当します。
メールマガジン(2010/07/21 第3号)
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E S M ニュース
2010/07/21 第3号
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◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【連載】ソフトウェア開発における3つのプロセス[3]
┃◆【ご案内】プライベートセミナー追加開催決定!(8/26)
┃ 『企業価値につなげるアジャイル開発 2つの事例に学ぶアジャイル開発の勘所
┃ ~基幹システムと進化型システムではこう使い分けろ~』
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このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。
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【連載】ソフトウェア開発における3つのプロセス[3]
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前回は、本連載の主旨の「ソフトウェア開発における3つのプロセス」について
それぞれ話をしてまいりました。繰り返しになりますが、再度、この3つのプロ
セスについて簡単にまとめると次のとおりです。
1.マネジメントプロセス:開発プロジェクトをマネジメントするプロセス
2.プロダクトプロセス:ソフトウェアを開発するプロセス
3.オペレーションプロセス:開発チームを動かすプロセス
これらのプロセスが上手く回ることで、開発プロジェクトが動いていきます。
今回は、この「オペレーションプロセス」の実施に必要なツールや考え方をま
とめた「チームファシリテーション」を紹介します。
この「チームファシリテーション」は、「開発チームでの『日々の仕事』を進
める『仕組み』の典型」と言っており、次の3つから構成されています。
1.アクティビティ:週次計画、朝会、ふりかえりなど
2.「見える化」ツール:タスクボード、バーンダウンチャートなど
3.リズム(よい習慣付け):アクティビティの予定(時間割)
これらを開発チームのマネジメントサイクル(通常は1週間)を「リズム」に沿っ
て、PDCAサイクルを回しながら仕事を進めていきます。
皆さんの中には、朝会やふりかえりという言葉をどこかで聞いたり、実際に行っ
ている方も少なくないと思います。また、実際に行っている方の中には、同時
にタスクボードなどの「見える化」ツールを組み合わせながら活用している方
もいるかと思います。これらをマネジメントサイクル上にどのように組み合わ
せながら使用しているかを決めたものが「リズム」です。このリズムを表した
ものを「時間割」と言っています。
開発チームを上手く回すためには、このリズムをどのように組み立てるかが1つ
のポイントになります。既存の会議体とこれらのアクティビティの目的と内容
を整理し、異なるアクティビティや会議体で同じ内容が重複しないようリズム
を作り上げていきます。上手く、既存業務にアクティビティが組み込まれてい
くことが重要です。
また、開発チームにこれらを定着させるためにもこの「リズム」が影響します。
定着させるにはこれらを「よい習慣付け」することです。
「チームファシリテーション」の研修時に、この「リズム」を日頃開発を行っ
ている受講者の方々に作ってもらうために、1週間の時間割(横軸に月曜日から
金曜日まで、縦軸に8時から20時までの表)に、実施する曜日と時間の欄にアク
ティビティや会議、共通作業を書き加えてもらっています。そうすると多くの
リーダの方が出席しなければならない会議の多さと、実際に作業をする時間に
当てられる時間の少なさに驚く方が多くいます。これは、開発者の方も同様で、
このことから、実際に皆さんが週のうちどの程度開発業務に当てる時間がある
か把握していないことと、皆さんが実際に行っている仕事量と定時内に当てら
れる時間とに大きな差がありこの差を残業で補っているという現実が浮き彫り
になります。読者の皆さんは、どうでしょうか。
この「チームファシリテーション」の特徴の1つに、「マネジメントと開発チー
ムが連携(協調)しながら仕事を進めていくこと」があります。今まで説明して
きた「マネジメント・プロセス」などの「三層の開発プロセス」の一層の位置
付けからもおわかりかと思います。
次回は、このマネジメントプロセスとの連携の話をしたいと思います。
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【ご案内】プライベートセミナー追加開催決定!(8/26)
『企業価値につなげるアジャイル開発 2つの事例に学ぶアジャイル開発の勘所
~基幹システムと進化型システムではこう使い分けろ~』
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
大規模、複雑化するソフトウェア開発の現場において、従来型のプロジェクト
運営だけでは、顧客の求める機能・品質・納期に応えるのが難しくなってきて
います。そこで、より俊敏でかつ柔軟なプロジェクト運営を実践するアジャイ
ルが注目を集めています。
これまで、日本では一部の開発チームで試験運用されているイメージが強かっ
たアジャイルですが、様々なプロジェクトでの採用が急速に進み、実用段階に
入ろうとしています。
弊社では今年3月、ウルシステムズ様をお招きして、基幹システムにアジャイル
開発を導入した事例と、弊社で実践している事例をご紹介するセミナーを開催
しました。おかげさまで多数の方にご参加頂きご好評につき、第2弾を開催させ
て頂きます。事例紹介、そしてさらにパネルディスカッションを通して、両者
の使い分けの勘所をご紹介します。
『企業価値につなげるアジャイル開発 2つの事例に学ぶアジャイル開発の勘所
~基幹システムと進化型システムではこう使い分けろ~』
日 時:2010年8月26日(木) 13:45~(13:30~開場)
場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野、御徒町)
参加費:無料(事前申込制)
▼プログラム
1.変化を受け入れるアジャイルなプロジェクトマネジメントと現場
2.基幹系システム開発におけるアジャイル開発手法適用事例のご紹介
~成功のための4つのポイント~
3.ブレイクタイム
4.パネルディスカッション「基幹システムと進化型システムのアジャイルに学
ぶ、アプローチの違いとその狙い」
▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2010/07/15/private_seminar12/
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私たちのホームページ
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
『コンサルティングセンター』 https://sec.tky.esm.co.jp/
システム開発に潜むムダを取り除き、システム開発に関わる全ての人が適正
な価値を持続的に得られるよう、支援します。コンサルティング領域や、セ
ミナーのご案内などを掲載しています。
『Ruby x Agile』 http://ruby.agile.esm.co.jp/
Rubyやアジャイル開発に関する最新のトピックスや活動実績を紹介していま
す。現場のメンバーのブログも掲載しています。
『永和流プロジェクト運営術』 http://agile.esm.co.jp/scrum/
プロジェクト運営に関して私たちが提供しているサービスを紹介しています。
スクラムという開発手法の解説も掲載しています。
『永和システムマネジメント 組込みグループ』 http://et.esm.co.jp/site/
オブジェクト指向やアジャイルといった永和の強みをETの現場でも活用すべ
く活動中です。メンバーのブログやETロボコン関連のコンテンツも掲載中です。
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◆ ご意見・ご感想は、このメールに返信ください。
◆ 配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
アドレス変更は件名「アドレス変更」、本文に配信希望メールアドレスを
記載の上、このメールに返信ください。
◆ 免責事項・個人情報保護方針はコチラを参照ください。
http://www.esm.co.jp/terms/index.html
◆ 発行:株式会社永和システムマネジメント
〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
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Copyright (c)2010 Eiwa System Management, Inc. All Rights Reserved.
メールマガジン(2010/07/01 第2号)
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2010/07/01 第2号
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◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【連載】現場発、カイゼンレポート[2] ~新しい試みの定着~
┃◆【ご案内】プライベートセミナーを開催します(7/29)
┃ 『ETの開発現場で求められている人材像と育成方法 ~アジャイルの活用事例~』
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【連載】現場発、カイゼンレポート[2] ~新しい試みの定着~
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こんにちは。コンサルティングセンターの羽根田です。
本連載では「現場発、カイゼンレポート」と題して、弊社コンサルティングセ
ンターが、お客様に対してどのように現場のカイゼンを支援しているのか、事
例を交えてご紹介できればと考えています。
前回は、我々が持っている「現場カイゼン導入メソッド」の中身をご紹介しま
した。今回は、そのメソッドを適用して、どのようにお客様が変化していった
のか、更には定着していったのか、そのポイントをご紹介できればと考えてい
ます。
あるお客様(SIer)に現場カイゼンのコンサルティングを行っています。内容は、
週次計画や、タスクボードの運用、ふりかえりの導入、テスト駆動開発の導入
など様々です。
パイロットプロジェクトへの導入は終了し、その後の動向をやり取りしている
中で嬉しいことがありました。それは、コンサルタントが抜けた後も、導入し
たプラクティスを継続していたことと、更に、他のプラクティスも含めて自主
的に動いていたことです。
これは、導入をお手伝いした側からすると、とても嬉しいことです。実は、プ
ラクティスが途絶えているのではないかと想像していたからです。更には、お
客様内部で自発的に事例発表会も実施し、盛り上がっていました。
なぜ、このお客様に新しい試みが定着していったのでしょうか。僕の視点から
感じたポイントをご紹介します。
■ポイント
・最初は手厚くフォローしたこと
→簡単なことなので自分でやってみては、ではなく、目的・メリット・やり
方を正しく伝え、火を消さないように継続的に一緒にやれたこと
・評価者と合意した指標で効果を伝えたこと
→上長や組織長に効果を伝えることで、チームを温かく見守り、問題が発生
した時に聞いてもらえる協力体制を築けたこと
・チームが新しい試みを前向きに捉えてくれたこと
→チームメンバー全員に対して、インタビューを行うことで、それぞれの問
題意識に合わせた形で現場カイゼンの意義を伝えられたこと
今回は、新しい試みを定着させるポイントをご紹介しましたが、これはベース
であって、お客様の企業風土や導入先の人達の考え方によって具体策は変わっ
てくると考えています。一度ついた現場のやる気の火を消さないように大事に
育てていくことが大切です。皆さんも、周りにあるものを利用して、まずはや
る気に火をつけることからやってみては如何でしょうか。
それでは、現場から羽根田がお届けしました。
また、「こういう事例を聞きたい」というご要望などがございましたら、
sales@esm.co.jp までフィードバックを下さい。
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【ご案内】プライベートセミナーを開催します(7/29)
『ETの開発現場で求められている人材像と育成方法 ~アジャイルの活用事例~』
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
大規模、複雑化するソフトウェア開発の現場において、従来型のプロジェクト
運営だけでは、顧客の求める機能・品質・納期に応えるのが難しくなってきて
います。そこで、より俊敏でかつ柔軟なプロジェクト運営を実践するアジャイ
ルが注目を集めています。
これまで日本では一部の開発チームで試験運用されているイメージが強かった
アジャイルですが、様々なプロジェクトでの採用が急速に進み、実用段階に入
ろうとしています。この流れはITだけにとどまらず、ET(組込みソフトウェア)
開発の世界でも普及し始めています。
アジャイルの導入目的は多岐にわたり、属人性の排除、企画/メカ/エレキ/
ソフト等の組織間の壁・対立や、現場のモチベーションアップ/コミュニケー
ションアップまで千差万別です。これらの課題を人材育成や、組織の活性化で
解決しようとしています。
本セミナーでは、現在、組込み開発で求められる人材像や人材育成企画の考え
方や育成事例、または導入しやすいアジャイルプラクティスをご紹介します。
『ETの開発現場で求められている人材像と育成方法 ~アジャイルの活用事例~』
日 時:2010年7月29日(木) 13:50~(13:30~開場)
場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野、御徒町)
参加費:無料(事前申込制)
▼プログラム
1.ETの開発現場で求められている人材像と育成方法(仮)
2.ETの開発現場で役立つチーム運営手法と開発技術(仮)
3.ETの開発現場でのアジャイル(開発)の始め方
4.質疑応答、個別相談
▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2010/06/29/private_seminar10/
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『コンサルティングセンター』 https://sec.tky.esm.co.jp/
システム開発に潜むムダを取り除き、システム開発に関わる全ての人が適正
な価値を持続的に得られるよう、支援します。コンサルティング領域や、セ
ミナーのご案内などを掲載しています。
『Ruby x Agile』 http://ruby.agile.esm.co.jp/
Rubyやアジャイル開発に関する最新のトピックスや活動実績を紹介していま
す。現場のメンバーのブログも掲載しています。
『永和流プロジェクト運営術』 http://agile.esm.co.jp/scrum/
プロジェクト運営に関して私たちが提供しているサービスを紹介しています。
スクラムという開発手法の解説も掲載しています。
『永和システムマネジメント 組込みグループ』 http://et.esm.co.jp/site/
オブジェクト指向やアジャイルといった永和の強みをETの現場でも活用すべ
く活動中です。メンバーのブログやETロボコン関連のコンテンツも掲載中です。
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◆ 配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
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メールマガジン(2010/05/25 創刊号)
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2010/05/25 創刊号
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◇ Contents ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
┃◆【創刊ご挨拶】みなさま、よろしくお願いします。
┃◆ 私たち永和システムマネジメントについて
┃◆【記事】現場担当者の悩み
┃◆【ご案内】プライベートセミナーを開催します(6/25)
┃ 再度開催 『保守コストを爆発させない考え方・作り方』
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【創刊ご挨拶】みなさま、よろしくお願いします。
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このたび、新たなメールマガジンを発行する運びとなりました。
システム開発や、セミナー、コンサルティングという我々のビジネスの中で得
られた知見を、このメールマガジンを通じてご紹介します。その他にも、お役
立つセミナーのご案内など、お得な情報もお届けしていきます。
ぜひ、ぜひご愛顧ください!
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私たち永和システムマネジメントについて
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
私たち永和システムマネジメントは、システムインテグレーションからコンサ
ルティング・教育までを行っているプロフェッショナル集団です。
■サービス概要
システムインテグレーション-アジャイル開発を軸にしたITソリューション
Ruby ×Agile
iPhone×Agile
コンサルティング・教育
アジャイル開発プロセス
システム開発の現場改善
業務設計
私たちは、このメルマガを使い、読者の方に業界動向、事例、セミナー情報を
発信していきます。
■連載内容
『人材育成、講師の視点から』
⇒人材育成全般
『ソフトウェア開発における3つのプロセス』
⇒プロジェクトマネジメント、システム開発プロセス、現場改善・見える化
『顧客事例「プロジェクトファシリテーションのはじめ方」』
⇒現場改善・活性化、見える化
『現場発、カイゼンレポート』
⇒顧客事例紹介全般
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
【記事】現場担当者の悩み
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
こんにちは、天野勝です。
私は永和システムマネジメントで、アジャイル開発の導入や、ソフトウェア開
発現場の現場力向上といったセミナーや、コンサルティングを行っています。
最近、お客様からソフトウェアの保守について相談を受けました。その一部を
ご紹介します。
■現場は忙しい
システムは作ってしまえばそれでお終いとはいかず、不具合の修正や、新たな
要求への対応など、保守を行いながら運用をすることとなります。よく使われ
るシステムほど、新たな要求があがってくることが多いものです。そして、こ
の保守のコストがかかり過ぎるというのがお客様の悩みでした。
システム開発・運用に関わっている方ならばご理解していただけると思います
が、なぜか現場は忙しいのです。そして、この現場も例外なく忙しく、ほとん
どの方が夜遅くまで残業をしているのです。システムが完成して使われるよう
になってから数年が経過したシステムを、保守しながら運用しており、一人で
一つないし、数個のシステムを担当しています。保守にかかるコストのほとん
どが人件費であり、忙しいということはそれだけコストが発生していると考え
てよいでしょう。その裏を返せば、人数は現状維持とした場合、忙しさが減っ
て、残業も減ればそれだけコスト削減につながります。
■忙しい原因は設計にあり
なぜ、このように忙しくなってしまうかをいろいろとヒアリングさせていただ
くと、各種ドキュメントとプログラムが乖離しているというのも原因の一つな
のですが、根本は違うところにありました。設計の稚拙さが元凶でした。設計
が悪いために書くべきドキュメントが増えているというのもそうですし、設計
が悪いためにプログラムの修正すべき個所が多くなっていました。
開発中に要求がぶれてしまい、決まった要求から設計に落としていたそうです
が、そのためなのでしょう、それぞれの設計思想がばらついていました。共有
できそうな個所があっても、別々に作業を進めていたそうです。
■忙しさの対処のために
さて、このような現場には何が必要でしょうか。
まずは、適切な方法論を身につけることでしょう。開発の規模が大きくなれば、
プログラムだけ作ればよいということはありません。段階的に設計をしながら
開発を行う必要があります。しかし、設計に関するスキルは経験だけでは簡単
には身に付きません。しかるべき教育を受けたほうが、より効率的に身に付き
ます。何をどのように作るのかというプロセス全体像の把握をはじめ、要求の
取りまとめ方、取りまとめられた要求をアーキテクチャに落としていくための
設計、アーキテクチャを成長させる技術、ドキュメントの効率的な管理など、
開発の基本を理解し、それを実践することで保守にかかわるコストが減ってい
くのです。
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
【ご案内】プライベートセミナーを開催します(6/25)
再度開催 『保守コストを爆発させない考え方・作り方』
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
ご好評につき、再度開催します!
SDLC(Software Development Life Cycle)とは、企業における企業情報システム
開発全体をカバーする考え方です。
顧客が満足する情報システムを開発するためには、
・現行業務あるいは、あるべき姿の業務を捉えること
・捉えた業務をシステム開発に落とし込むこと
が必要です。更には、作られたシステムを導入し業務設計にフィードバックを
かけることで、更なる業務の改善サイクルをまわしていきます。この業務設計
を行う役割として、「業務アーキテクト」を提案しています。
株式会社永和システムマネジメントと株式会社アークシステム両社のノウハウ
を融合し、業務を捉え、システムに落とし込むことを支援する、サービスパッ
ケージ(プロセス、フレームワーク、技法、ツール、教育コンテンツ)を提供し
ます。
本セミナーでは、業務設計されたモデルがどのようにシステムに落ちていくか
の流れをデモも交えながら勘所をご紹介します。
『保守コストを爆発させない考え方・作り方
~ソフトウェア開発ライフサイクルの実現方法~』
日 時:2010年6月25日(金) 13:50~(13:30~開場)
場 所:株式会社アークシステム 1A会議室 (日本橋箱崎町)
参加費:無料(事前申込制)
▼プログラム
1.ソフトウェア開発ライフサイクルの概観
2.業務モデルの実装方法(仮)
3.業務アーキテクトの責務と効用
4.SDLCにおける astah* の活用方法
5.質疑応答、個別相談
▼詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2010/05/19/private_seminar9/
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
◆ ご意見・ご感想は、このメールに返信ください。
◆ 配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
アドレス変更は件名「アドレス変更」、本文に配信希望メールアドレスを
記載の上、このメールに返信ください。
◆ 免責事項・個人情報保護方針はコチラを参照ください。
http://www.esm.co.jp/terms/index.html
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