メールマガジン(2009/12/28 第6号)

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        ESMコンサルティングセンター News           
                         2009/12/28  第6号 
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 【連載】人材育成、講師の視点から[2]
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

こんにちは、天野勝です。
私は、コンサルタントという職業がら、人にものを教える「講師」という仕事
をすることが多いです。現場カイゼンの導入教育や、C言語でのテスト駆動開発
と、かなり多岐に渡っています。

この連載では「講師」をしていて気づいたことを私の視点で発信していきます。

■「可視化」と「見える化」
ソフトウェア開発の現場にプロジェクトファシリテーション[*1]流のカイゼン
を導入するという教育を行うことがあります。この教育の主要なテーマに「見
える化」があります。ここでは「見える化」を、異常を見えるようにし、行動
を誘発する仕組み、および活動のこと、と定義しています。
「見える化」に近い言葉に「可視化」があります。「可視化」は見えないもの
を見えるようにすることであり、「見える化」はさらにその次のステップにな
ります。何でもかんでもただたんに見えればよいというのではなく、行動を誘
発することまで含んで「見える化」なのです。

■失敗する「見える化」
「見える化」という単語は親しみやすいせいか、多くの場所で実際に取り組ま
れています。が、全てが上手くいっているというわけではありません。失敗例
を分析すると、失敗の主な原因に次の4つの特徴が見られます。
・色々見えるようになったが、何を見ればよいか分からない
・見えるようにするのに精一杯で、活用できない
・データの入力をさせられるが、どこにそのデータが活用されているか不明
・正しいデータが上司に分かると、怒られそうだから嘘のデータを入力する

■成功する「見える化」
「見える化」の成功例には次の3つの特徴が見られます。
・注目すべき事項の異常、および異常への傾向が分かる
・仕事を進める上での仕組みと連動している
・異常を解決することが自分達の仕事の成功に結びついている

ソフトウェア開発では、タスクボード(ソフトウェアかんばん)がこの「見える
化」の好例です。
ただし、タスクボードもタスクをボードに貼っただけで、仕事の進め方と連動
しなければ効果は薄いです。進捗の遅れが分かっても、それをチームで自律的
にリカバーしようと行動を起こさずに、他人事とそ知らぬふりをしていたら、
それはただの共有ToDoボードでしかなく、まして進捗の遅れが見えるたびに、
上司に怒られるような環境では、まったくもって効果は期待できません。

■「見える化」のその次
「可視化」⇒「見える化」とステップアップしたその次には何が来るでしょう
か?
私は、「よい文化」を次に置いています。
目標に向かって互いが尊重し合い、互いを高めあう、そんな風土ができあがる
のです。
ぜひ皆さんも、「見える化」のその次を考えて、「見える化」に取り組んでみ
てはいかがでしょうか。

[*1] プロジェクトファシリテーション
     http://ObjectClub.jp/community/pf/

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 【ご案内】『企業改革からIT構築までの見える化事例大集合』セミナー(1/27)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

今、企業の業務やシステムの「見える化」が注目されています。
しかし、単に「見える化」をするだけでは何の効果も得られなかったという声
をよくうかがいます。
本セミナーでは、以下のような3つの場面での具体的事例をご紹介し、「価値
をもたらす見える化」とは何かについてご来場いただいた皆様とともに考えて
まいります。

「IT企業改革での見える化」
「ソフトウェアの見える化」
「システム開発段階の見える化」

皆様にとっての本当のビジネス価値を持った「見える化」はどんなものかを見
極めてみませんか?

『企業改革からIT構築までの見える化事例大集合』
 日 時:2010年1月27日(水) 18:00~21:00
 場 所:大手町サンケイプラザ 301号室
 参加費:無料
 主 催:匠Sytle、匠BusinessPlace、匠Lab
 共 催:株式会社永和システムマネジメント、株式会社チェンジビジョン

▼詳細情報およびお申込みはコチラ
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/12/24/private_seminar5/

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
◆  ご意見・ご感想は、このメールに返信ください。
◆  配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
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    http://www.esm.co.jp/terms/index.html
◆  発行:株式会社永和システムマネジメント コンサルティングセンター
    〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
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メールマガジン(2009/12/02 第5号)

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        ESMコンサルティングセンター News           
                         2009/12/02  第5号 
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◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 【レポート】3社合同セミナーを開催しました。
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

11月12日、『チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く』
と題し、ゴール・システム・コンサルティング株式会社、株式会社ビーイング、
株式会社永和システムマネジメントの3社による合同セミナーを開催しました。

「TOC/CCPM」「チームファシリテーション」を紹介しながら、誰が何のために
どのような情報を見なければならないのか、そして「見える化」の次の一手と
して何をしなければならないかを解説した本セミナーのレポートを公開しまし
た。参加者アンケートでも大変ご好評をいただいた本セミナーの様子を、ぜひ
ご覧ください。

▼セミナーレポート
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/12/01/seminar_report1/

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 【ご案内】プライベートセミナーを開催します。(12/17)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

ご好評につき、再度開催します!

プロジェクトの成功とは、システムの発注側にとってのビジネス価値に貢献で
きるシステムを提供できた場合に成功だと考える事ができます。
しかし、近年は要件の複雑化や短納期化により、プログラミング言語やミドル
ウェア等の技術力だけでは達成が困難になっており、それを支えるプロジェク
トの進め方をより効率化する必要性が高まっています。
また、プロジェクトの進め方といっても、プロジェクトマネジメント、開発プ
ロセス、顧客とのコミュニケーション、チームビルディングなど様々な要素が
必要になっており、各現場でどう取り組むべきか困惑している状況が続いてい
ます。
今回のセミナーでは、プロジェクトの進め方を開発チームの運営の手法と捉え、
現場で必要な取り組みと、その取り組みをうまく実践する秘訣と事例紹介を行
います。

『プロジェクトを成功に導くチーム運営術~高い顧客満足度を得る秘訣とは~』
 日 時:2009年12月17日(木) 14:20~
 場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野、御徒町)
 参加費:無料

▼詳細情報およびお申込みはコチラ
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/11/17/private_seminar4/

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イベントレポート『プロジェクトファシリテーションのはじめ方~現場力を高める見える化手法~』

12月某日、弊社が開発現場改善コンサルティングを実施しているお客様にて、
社内コミュニティの立上げイベントを行いました。現場改善では、組織レベル
に自律的な改善サイクルを定着させる手段として、社内コミュニティを構築す
ることがよくあります。横展開やより推進していくためには、自分達で考え、
お互いの気づきを共有する場が有効だからです。今回は、その立上げイベント
の様子をセミナーレポートとしてお届けします。

12月某日、弊社が開発現場改善コンサルティングを実施しているお客様にて、
社内コミュニティの立上げイベントを行いました。現場改善では、組織レベル
に自律的な改善サイクルを定着させる手段として、社内コミュニティを構築す
ることがよくあります。横展開やより推進していくためには、自分達で考え、
お互いの気づきを共有する場が有効だからです。今回は、その立上げイベント
の様子をセミナーレポートとしてお届けします。

<<お客様プロフィール>>
・お客様概要
  メーカーのソフトウェア開発部門
・コンサルティング目的
  ソフトウェア製品の品質向上
  →チーム力(現場力)の向上
   →プロジェクトファシリテーションの導入
・コンサルティング対象
  社内推進部署
・立上げイベント参加者
  20数名

立上げイベントは、以下のように進められました。
・コミュニティ趣旨説明(お客様)
・講演(平鍋)
・ワークショップ(天野)
・PF事例紹介(お客様)
・気づきの共有(天野&平鍋)

●開発プロセス/技術だけでは足りない、チーム力にフォーカスした強化施策を
コミュニティ趣旨説明では、推進部署のキーマンから、これまで開発プロセス
と技術にフォーカスした施策を行ってきたがそれだけではプロジェクトを成功
に導くには限界が来ていることが告げられました。プロジェクトが複雑化、巨
大化していく昨今では、人と人のコミュニケーションの精度が重要であり、コ
ミュニティを立ち上げることで現場にパワーが出るような仕組みを作りたい、
という意気込みが参加者に伝えられました。

●現場の見える化でコミュニケーションのバンド幅を広げよう
冒頭の趣旨説明を受けて、平鍋からプロジェクトファシリテーション(以降、PF)
の目的、基本的な活動の紹介を行いました。
最初に、「ソフトウェア開発において、始めるときに要求が固まっていること
は少ないのでは?」と参加者に問いかけました。やり始めてみてから気づく仕
様変更、外部環境によるターゲットの変化などは、当たり前のように発生しま
す。このような状況で仕事を進めていくには、今やっていることや困っている
ことを見えるようにすることが求められます。良い計画を立てても、現状が見
えなければ計画通りに進んでいるかどうかわからないし、そもそも変更を前提
にしておくことが重要である、と提言しました。その核となる仕組みが、プロ
ジェクトの見える化です。ではどのように見える化すればよいのか、それは、
チームにおいて野球のスコアボードのようなものを作る事である、と紹介しま
した。その心は、最新の正の情報が、一箇所に集約されていることにあります。
また、まずはアナログで始めることを勧めました。アナログの方が、見える化
された情報から感覚的に危機感を察知することができ、更には誰でも見たいと
きにすぐに見ることができるからです。感覚的に察知する方が、人間の本能に
働きかけやすく、解決行動が誘発されやすい。これに対し、サーバに最新の情
報をあげておいても、最新かどうかわからない上、見たいときにすぐに見れな
いことが多いと紹介しました。
具体的な例として、タスクボード・朝会・ふりかえりを紹介し、最後に、「コ
ミュニケーションのバンド幅を広げよう」と締めくくりました。

●ワークショップで、実践するきっかけを作ろう
ワークショップでは、天野から、実際にどのように現場で運用していけばよい
のかをタスクボードを例に実践的な演習を行いました。PFで紹介されている見
える化はどれも簡単に始められそうでいて、実際のところ実践するまでの一歩
が踏み出せないという状況がよく見られるため、その課題を解決するために、
ワークショップの中で現場ですべきことを一通り体験して、その気づきを現場
に持って帰って、始めやすくしたいという狙いがありました。
1チーム4名にわかれ、「イベントを開催する」というお題で、そのためのタス
クを洗い出し計画するということを行いました。その中でファシリテーション
技術、タスクの切り出し方、タスク見積もりの合意方法、タイムボックスの考
え方等、実践的なテクニックが紹介されました。
参加者からは、
 ・チームが主体的に動くためのエッセンスがあった。やらされ感の軽減につながる。
 ・文書化されない細かいズレをなくせそう、共通認識を作りやすい、作業漏れが減りそう。
 ・属人化対策になりそう。
 ・一緒にタスクを切り出すことで若手育成につながる。
等の声が寄せられました。
また、良いタスクの基準としてSMARTを紹介した。
 S Specific  イメージできるくらい具体的であること
 M Meacurable 計測・見積もりができること
 A Achievable 達成可能であること
 R Relevant  上位タスク(目的)に寄与すること
 T Timeboxed  締め切りを区切る事ができる
まずは、やり始めて気づきをキャッチしてやり方を変えていく柔軟性が重要で
ある、と締めくくりました。

●既にやり始めているところはある!
PF事例紹介では、お客様内でPFを実践しているプロジェクトの生の声が提供さ
れました。タスクボードを導入した例では、当初は一定の成果が見込まれたが
最終的には形骸化し、中止することになった事が紹介されました。その原因と
しては、ふりかえってみると何かしら続けることに無理があったのではないか
とので、何が無理なのかを考え、最低限知りたいことに絞って見える化を再度
やってみようと思う、と今後の進め方が紹介されました。

●今日の気づきを現場に持ち帰るために
気づきの共有では、事例を聞いて感じたことをテーブル毎に共有しました。ど
のテーブルでも、さまざまな意見が交換されました。(以下、一例)
 ・みんながそれをやりたいと思っていない、なぜだろう?
  →その解決策は、現場によっても違うし、人によっても違う
  →管理している人のための物となっているのでは、やる人の嬉しさがあまりなかった
  →目的の合意が必要だったが、目的の合意を先に作るのは結構難しい
   →概念的な話となるため、やってみて必要だから導入する、というサイクルが必要
 ・定期的な報告が義務付けられているが、報告をあげても解決してくれない
  →やっても意味がないので、やりたくなくなる
 ・タスクを書くことが難しそう
 ・タスクを移動していくのが面倒臭そう
 ・会社が違うとやり方も違って、独自でやることが許されるのか?
その気づきを代表者が発表しました。(以下、一例)
 ・やっぱり、担当者も管理者もみんなのために嬉しくないと駄目だな、と痛感した
 ・タスクボードを導入している。タスクが徐々に右に動いていくのは気持ちがいい
 ・作っている製品でユーザを嬉しくするためには、作っている人が嬉しくないとい
  い製品が作れないのではないか、と思っている。

●見える化ツールは手段のひとつにすぎない
立上げイベントを終了して、参加者の中には、「今回の見える化ツールは手段
のひとつであって、自分達の現場をより良くするには、課題を見極めて、適し
た手段を編み出す必要がある」と本質的な議論がされていました。コンサルタ
ントとしては、「よく気づいてくれました」という感想を持ちました。立上げ
イベントの目標は達成され、非常に有意義な時間を提供できたと感じています。

『企業改革からIT構築までの見える化事例大集合』セミナー

【企業改革からIT構築までの見える化事例大集合】

今、企業の業務やシステムの「見える化」が注目されています。
しかし、単に「見える化」をするだけでは何の効果も得られなかったという声をよくうかがいます。
本セミナーでは、以下のような3つの場面での具体的事例をご紹介し、「価値をもたらす見える化」とは何かについてご来場いただいた皆様とともに考えてまいります。

「IT企業改革での見える化」
「ソフトウェアの見える化」
「システム開発段階の見える化」

皆様にとっての本当のビジネス価値を持った「見える化」はどんなものかを見極めてみませんか?

【セミナータイトル】

企業改革からIT構築までの見える化事例大集合

【概要】

今、企業の業務やシステムの「見える化」が注目されています。
しかし、単に「見える化」をするだけでは何の効果も得られなかったという声をよくうかがいます。
本セミナーでは、以下のような3つの場面での具体的事例をご紹介し、「価値をもたらす見える化」とは何かについてご来場いただいた皆様とともに考えてまいります。

「IT企業改革での見える化」
「ソフトウェアの見える化」
「システム開発段階の見える化」

皆様にとっての本当のビジネス価値を持った「見える化」はどんなものかを見極めてみませんか?

【開催日】

2010年1月27日(水)

【時間】

18:00~21:00 (17:45~ 開場)

【場所】

大手町サンケイプラザ 301号室
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-2
地図はこちら

【参加費】

無料(事前申込制)

【お申込み】

こちらから

【お問合せ先】

株式会社永和システムマネジメント
担当:羽根田
TEL:03-5818-7400

【セミナー内容】

こちらから

セミナーレポート『チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く』

2009年11月12日(木)、『チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く』セミナー( 主催:株式会社ビーイング、共催:ゴール・システム・コンサルティング株式会社 、株式会社永和システムマネジメント )が開催されました。その中で行われた3つの講演セッションと、1つのデモンストレーションの模様を、セミナーレポートとしてお届けします。

2009年11月12日(木)、『チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く』セミナー( 主催:株式会社ビーイング 共催:ゴール・システム・コンサルティング株式会社 、株式会社永和システムマネジメント )が開催されました。その中で行われた3つの講演セッションと、1つのデモンストレーションの模様を、セミナーレポートとしてお届けします。

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セミナーでは、弊社の加藤立朗、ゴールシステムコンサルティングの西原氏、ビーイングの工藤氏、そして弊社の天野勝の4名が講演を行った。

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最初のセッションでは、永和システムマネジメントの加藤が講演した。システム開発の発展の歴史と共に注目されてきた技法、方法論の変遷を説明すると共に、今もなおプロジェクトの成功率は高くないことを説明した。

さらに、開発現場の見える化によって、管理者層・現場層がそれぞれの立場で同じ目的に対して次の一手が打てるようにしなければならない、という問題提起を行うとともに、オペレーション・プロセスの必要性を提案した。

これまでは、マネジメント・プロセス(MP)、プロダクト・プロセス(PP)だけでは、なかなかうまくいかなかった。その2つで現場を管理しようとしても、開発チームとの連携がうまくいかず、経営層から現場の進捗が見えない、経営層の方針が現場になかなか浸透しない、などの課題があった。チームをうまく動かす仕組み、マネジメントと連携させる仕組み、プロジェクトの状況を把握する仕組みが無かったことを説明した。そこで、オペレーション・プロセスの必要性とともに、具体的な知識体系として、チームファシリテーションを提案した。
そして、プロジェクトとチームの状況は見え始めてきている、それを更にレベルアップさせるために体系的な見える化とリズムの導入、次の一手として、顕在化した問題に対してアクションを提供するTOC/CCPMの位置づけを紹介し、締めくくった。

———————–

西原氏は、プロジェクトのPDCAそれぞれのフェーズでの問題点を指摘した。特に、計画時点でタスクを見積もる際に、各ステークホルダーが「嘘」を付き合っていることを指摘し、タスクを見積もることの難しさと、そこに「サバ」入り込んでしまう人間の心理的な側面に言及した。このようなタスクの進捗管理ではなく、TOC/CCPMではバッファによる進捗管理を行うことを紹介した。

このバッファ管理により、管理者の負担が減るだけではなく、そこで働く人が嘘をついて保身する必要がなくなることなどのメリットを得ることができる。そして、正しい情報を得られるようになることで、次の一手を生み出すベースとなることを解説した。

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工藤氏は、TOC/CCPMを実現するツール(Being Management2)のデモンストレーションを行った。Being Management2は、TOC/CCPMの最大の特徴であるバッファ管理を行いやすくする機能が搭載されており、このツールを使う様々な役割の人に向けた多様な視点も提供する。

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天野は、チームファシリテーションを導入している開発現場の事例を紹介した。チームファシリテーションの要となる、見える化の定義を「異常を見えるようにし、行動を誘発するための仕組み、および活動」とし、それを実現するためには、リズムや、プランニング、朝会、ふりかえり、タスクボードといった基本ツールが重要であることを述べた。

また、タスクボードを導入して、効果がでるチームと、その反対に前よりも悪くなってしまうチームの違いに言及した。見える化が単なる意思決定者の情報収集ツールにとどまっているチームは悪い効果が出やすく、開発現場の人々のカイゼンツールになっているチームは高い効果が出るということを経験的に発見したそうである。カイゼンツールとして使っているチームには、PDSAという学習サイクルがあり、チームとしての学習スピードが速いとのことである。

プライベートセミナー『プロジェクトを成功に導くチーム運営術』

【プロジェクトを成功に導くチーム運営術
 ~高い顧客満足度を得る秘訣とは~】

プロジェクトの成功とは、システムの発注側にとってのビジネス価値に貢献できるシステムを提供できた場合に成功だと考える事ができます。
しかし、近年は要件の複雑化や短納期化により、プログラミング言語やミドルウェア等の技術力だけでは達成が困難になっており、それを支えるプロジェクトの進め方をより効率化する必要性が高まっています。
また、プロジェクトの進め方といっても、プロジェクトマネジメント、開発プロセス、顧客とのコミュニケーション、チームビルディングなど様々な要素が必要になっており、各現場でどう取り組むべきか困惑している状況が続いています。
今回のセミナーでは、プロジェクトの進め方を開発チームの運営の手法と捉え、現場で必要な取り組みと、その取り組みをうまく実践する秘訣と事例紹介を行います。

【セミナータイトル】

プロジェクトを成功に導くチーム運営術
 ~高い顧客満足度を得る秘訣とは~

【概要】

プロジェクトの成功とは、システムの発注側にとってのビジネス価値に貢献できるシステムを提供できた場合に成功だと考える事ができます。
しかし、近年は要件の複雑化や短納期化により、プログラミング言語やミドルウェア等の技術力だけでは達成が困難になっており、それを支えるプロジェクトの進め方をより効率化する必要性が高まっています。
また、プロジェクトの進め方といっても、プロジェクトマネジメント、開発プロセス、顧客とのコミュニケーション、チームビルディングなど様々な要素が必要になっており、各現場でどう取り組むべきか困惑している状況が続いています。
今回のセミナーでは、プロジェクトの進め方を開発チームの運営の手法と捉え、現場で必要な取り組みと、その取り組みをうまく実践する秘訣と事例紹介を行います。

【開催日】

2009年12月17日(木)

【時間】

14:20~(14:00~ 開場)

【場所】

株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
〒110-0005 東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル8階
地図はこちら

【参加費】

無料(事前申込制)

【お申込み】

こちらから

【お問合せ先】

株式会社永和システムマネジメント
担当:羽根田
TEL:03-5818-7400

【セミナー内容】

14:20~ 趣旨説明
14:30~ プロジェクトを成功に導くチーム運営術
 永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部 西村直人
15:30~ 休憩
15:40~ 導入事例紹介
 永和システムマネジメント コンサルティングセンター 懸田剛
16:40~ 導入サービス紹介
 永和システムマネジメント コンサルティングセンター 羽根田洋
17:00~ 質疑応答
       質疑応答の後、簡単な情報交換会を準備しております。

※状況によって内容、時間が変更する事がございます。

メールマガジン(2009/11/11 第4号)

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                         2009/11/11  第4号 
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◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

こんにちは、天野勝です。
私は、コンサルタントという職業がら、人にものを教える「講師」という仕事
をすることが多いです。現場カイゼンの導入教育や、C言語でのテスト駆動開発
と、かなり多岐に渡っています。

この連載では「講師」をしていて気づいたことを私の視点で発信していきます。

■仕事の依頼は教育部門から
私どもに研修を依頼してくださるのは、教育部門の方が多数を占めます。
現場の方にどのような教育が必要かを、一緒に考えてカリキュラムを作り上げ
ていき、それを現場の人に教えるというのが、基本のプロセスです。

■研修の成功はどこで定義する?
研修をしたのですから、主催側となる教育部門も、教育を担当した私どももそ
の評価が気になります。この評価に向けて、研修を作り上げていくといっても
過言ではありません。これだけ投資をしたから、これだけリターンがある、と
いうのが定義しにくいので、独自の評価尺度を設け、これに則って評価するの
です。
そしてここが面白いのですが、その評価の尺度が、組織文化などによって大き
く2つのタイプに分かれます。

(1)アンケート重視タイプ
これは、研修終了後の受講者のアンケートを重視するというものです。受講さ
れた人が、その内容がどれだけ現場で役立つかというのを重視するタイプです。
もっとも、オーソドックスといえるでしょう。

(2)受講者数重視タイプ
これはちょっと変わっています。どれだけ受講者が集まったかで、成功かどう
かを評価するというものです。これは、同じ研修を何度も繰り返す場合に多い
タイプです。必須教育になっていない場合、その研修に人が集まるのは、その
研修の魅力です。当然案内文もデキにも左右されるのですが、受講した人の口
コミも大きなウェイトを占めます。

■新入社員がどうなれば、新入社員教育は成功か?
中堅者向けの研修であれば、成功かどうかは上記の2つのタイプで判断できるの
ですが、新入社員教育の評価はその特性上なかなか困難なのです。

(1)業務経験がない
新入社員ですから、業務経験はありません。習ったことが、業務に役立つのかど
うか分からないというのが現実です。アンケートでは、研修の評価はできません。

(2)必須教育
新入社員教育は、新入社員全員が受講しなくてはならない必須の集合研修です。
受講生自ら研修を選ぶということはまずありません。受講者数では、研修の評
価はできません。

■教育部門は理想の新入社員像を描き、個人への期待を占めそう
あたり前のことですが、新人研修を評価するには、「理想の新入社員像」を描
くことが必須となります。そして、新入社員教育を通して、描いた理想像に近
づいたかを評価します。新入社員教育は、長期間となりますので、その過程で
逐次評価していきます。
しかし、スキルにばらつきがあるのが、新入社員教育の特徴です。画一的には
評価できません。そこで次に必要となるのが、個性のマネジメントです。個人
に対して個別の期待を示し、その期待への応え方を評価していきます。新入社
員と一緒にいる講師と、理想像を持っている教育部門が密に連携することで、
その成功が得られるのではないでしょうか。

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇
 【ご案内】プライベートセミナーを開催します。(11/25)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

昨今の新入社員教育を取り巻く環境は、事業環境・組織体制によって影響を受
けます。毎年何かしら要求が変化し、新入社員教育を企画されている方は、
・戦力の定義が変化し、新入社員教育の企画が困難
・有能な社員を講師としてアサインできない
・教育予算が限られている
等のハードルを越える必要があります。

さらに、安易にアウトソースを行うと、ありきたりの教育だったり、要望を加
えるとカスタマイズ料金が発生したり、なかなか思うようにいかないのが現実
です。

本セミナーでは、このような制約の多い新入社員教育の現場で、何に重きを置
いて企画・運営していけばよいのか、事例からポイントをご紹介致します。

『最近の事例から見る新入社員教育の企画・運営のポイント
  ~気持ちと技術を注入する新入社員教育~』
 日 時:2009年11月25日(水) 14:20~
 場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野・御徒町)
 参加費:無料

詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/11/10/private_seminar3/

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◆  配信解除は件名「配信解除」にてこのメールに返信ください。
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    〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
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プライベートセミナー『最近の事例から見る新入社員教育の企画・運営のポイント』

【最近の事例から見る新入社員教育の企画・運営のポイント
 ~気持ちと技術を注入する新入社員教育~】

昨今の新入社員教育を取り巻く環境は、事業環境・組織体制によって影響を受けます。毎年何かしら要求が変化し、新入社員教育を企画されている方は、
・戦力の定義が変化し、新入社員教育の企画が困難
・有能な社員を講師としてアサインできない
・教育予算が限られている
等のハードルを越える必要があります。
さらに、安易にアウトソースを行うと、ありきたりの教育だったり、要望を加えるとカスタマイズ料金が発生したり、なかなか思うようにいかないのが現実です。
本セミナーでは、このような制約の多い新入社員教育の現場で、何に重きを置いて企画・運営していけばよいのか、事例からポイントをご紹介致します。

【セミナータイトル】

最近の事例から見る新入社員教育の企画・運営のポイント
~気持ちと技術を注入する新入社員教育~

【概要】

昨今の新入社員教育を取り巻く環境は、事業環境・組織体制によって影響を受けます。毎年何かしら要求が変化し、新入社員教育を企画されている方は、
・戦力の定義が変化し、新入社員教育の企画が困難
・有能な社員を講師としてアサインできない
・教育予算が限られている
等のハードルを越える必要があります。
さらに、安易にアウトソースを行うと、ありきたりの教育だったり、要望を加えるとカスタマイズ料金が発生したり、なかなか思うようにいかないのが現実です。
本セミナーでは、このような制約の多い新入社員教育の現場で、何に重きを置いて企画・運営していけばよいのか、事例からポイントをご紹介致します。

【開催日】

2009年11月25日(水)

【時間】

14:20~(14:00~ 開場)

【場所】

株式会社永和システムマネジメント 東京支社 会議室
〒110-0005 東京都台東区上野2-7-7 上野HSビル8階
地図はこちら

【参加費】

無料(事前申込制)

【お申込み】

こちらから

【お問合せ先】

株式会社永和システムマネジメント
担当:羽根田
TEL:03-5818-7400

【セミナー内容】

14:20~ 趣旨説明
14:30~ 事例紹介1:”達成感”と”目的指向”を演出する新人教育
15:30~ 休憩
15:40~ 事例紹介2:技術教育に見せかけたマインド教育
16:40~ 新入社員教育サービス紹介
17:00~ 質疑応答
       質疑応答の後、簡単な情報交換会を準備しております。

※状況によって内容、時間が変更する事がございます。

メールマガジン(2009/10/22 第3号)

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        ESMコンサルティングセンター News           
                         2009/10/22  第3号 
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このメールは、株式会社永和システムマネジメント社員と名刺交換をさせて頂
いた方に送付しています。今後このようなメールが不要な方は、末尾の案内を
参考に解除依頼をお送りください。

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【ご案内】プライベートセミナーを開催します。(11/13)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

プロジェクトの成功とは、システムの発注側にとってのビジネス価値に貢献で
きるシステムを提供できた場合に成功だと考える事ができます。
しかし、近年は要件の複雑化や短納期化により、プログラミング言語やミドル
ウェア等の技術力だけでは達成が困難になっており、それを支えるプロジェク
トの進め方をより効率化する必要性が高まっています。
また、プロジェクトの進め方といっても、プロジェクトマネジメント、開発プ
ロセス、顧客とのコミュニケーション、チームビルディングなど様々な要素が
必要になっており、各現場でどう取り組むべきか困惑している状況が続いてい
ます。
今回のセミナーでは、プロジェクトの進め方を開発チームの運営の手法と捉え、
現場で必要な取り組みと、その取り組みをうまく実践する秘訣と事例紹介を行
います。

『プロジェクトを成功に導くチーム運営術~高い顧客満足度を得る秘訣とは~』
日 時:2009年11月13日(金) 14:20~
場 所:株式会社永和システムマネジメント 東京支社(上野、御徒町)
参加費:無料

詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/10/22/private_seminar2/

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http://www.esm.co.jp/terms/index.html
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〒110-0005 東京都台東区上野2丁目7番7号上野HSビル8F
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メールマガジン(2009/10/02 第2号)

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        ESMコンサルティングセンター News           
                         2009/10/02  第2号 
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【連載】現場発、カイゼンレポート[1]
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こんにちは。羽根田と申します。今回から「現場発、カイゼンレポート」と題
し、お客様が現場カイゼンできるよう、我々がどのようなことを行っているか
を、事例を交えご紹介する連載を始めます。

今回は初回ということもあり、我々が持っている「現場カイゼン導入メソッド」
の中身をご紹介します。

我々は、お客様の組織・チームにカイゼンを導入していくにあたって、まず、
準備フェーズで導入方針(目的、目標、戦略、手段)を作り上げます。「現場カ
イゼン導入メソッド」とは、その方針を策定する為の要素をまとめたものにな
ります。その要素は、以下の3点に集約されます。
(1)発案者
→推進部、トップダウン、ボトムアップ
(2)導入手段
→セミナー中心、フォローアップ中心、パイロットプロジェクト中心
(3)現場特性
→会社風土(共通の価値観)、事業特性、生立ち、等

これらを調べることで、導入先が変化(カイゼンの導入)に対してどのような反
応を示しやすいかを事前に想定することができ、その反応に対する方針を策定
するためのインプットとなります。
例えば、発案者の要素からは次のように読み取れます。現場カイゼンを導入す
る上で重要になるのは、導入先の動機付けになります。発案者が誰かによって
特徴があります。ボトムアップである場合は、実際に手を動かす人達は動機付
けされているため、うまく上層部の方の嬉しさとリンクさせる必要があります。
トップダウンの場合は、逆に上層部の方が嬉しさは理解しているため、その嬉
しさをいかに現場の人達の身近な嬉しさと繋げるかが必要になります。推進部
の場合は、第三視点から導入先の課題・嬉しさを見つけることができ、現実の
しがらみに捕らわれられずに推進することが可能です。

これ以外にも、導入手段、現場特性からも読み取れることはでき、次回以降に
でもご説明できればと思います。
現場カイゼンとは、お客様が主導となり、我々はその活動を推進するために、
戦略や手段を企画提案・実施していきます。各要素から炙り出された状況に対
して、我々は現場カイゼンを導入するためのお客様が現場改善を導入しやすい
ような道標を提供します。
次回からは、各要素の組み合わせに対してどのような方針を立案し、実施した
のかを事例を交えてご紹介していきます。

それでは、現場から羽根田がお届けしました。次回は、都内の現場から直接お
届けします。
「こういうことを聞きたい」というご要望がございましたら、sales@esm.co.jp
までフィードバックをお願いします。

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【ご案内】3社合同セミナーを開催します。(11/12)
◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◇

「チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く」と題し
た、3社合同セミナーを開催します。
本セミナーでは、「TOC/CCPM」「チームファシリテーション」を紹介しながら、
誰が何のためにどのような情報を見なければならないのか、そして「見える化」
の次の一手として何をしなければならないかを解説します。

『「見える化」による次の一手
 チームを動かし「揺らぐ」ソフト開発プロジェクトをゴールへ導く』
日 時:2009年11月12日(木) 13:30~
場 所:株式会社ビーイング 東京オフィス セミナールーム(新宿)
参加費:無料

詳細情報およびお申込みはコチラ↓
https://sec.tky.esm.co.jp/2009/09/29/ccpm_pfseminar/

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